720.暴力を振るう議員はたくさんいるのに豊田真由子だけ叩かれたのはなぜか? PART1

↑画像 2017ジューンブライド・ウェディングドレス6 AKB48 横山由依 柏木由紀 島崎遥香 他
(1)「鉄パイプでお前の頭を砕いてやろうか?」豊田真由子said
豊田真由子についてもテレビ報道よりネットの方が早く天下万民に流布した。次の様な合成画像が作成された。

↑画像 「鉄パイプでお前の頭を砕いてやろうか?」豊田真由子said 歯から判断すると彼女はレプかもしれない。
https://twitter.com/HON5437/status/877501180707979265
ネットでは2017年6月21日中に豊田真由子についての情報が拡散した。翌22日、各テレビニュースはセンセーショナルに豊田真由子を取り上げた。22日、豊田真由子は自民党を離党した。
https://youtu.be/Y-XWcRC_KP8
↑動画 <壮絶>自民党超エリート「豊田真由子」議員が秘書に罵声暴行 視聴回数 964,319 回
週刊新潮によって彼女のひどい日常が明かされた。週刊新潮によると豊田真由子の暴力が普段から頻繁にあり、一年半で秘書が20人以上辞めていったというのである。
豊田真由子は秘書やスタッフに対して、日常から暴力を奮っていたという。殴る蹴るはもちろん、ハンガーやバックなどで叩かれたこともあるという。また言葉の暴力も酷く「ちーがーうーだろ!」「このハゲー!」「生きてる価値ないだろ」などと普段から罵っていたという。
週刊新潮のスクープ記事によると、2017年5月20日に政策秘書と二人きりになった豊田議員は車の中で、政策秘書の男性(55)に対し、「このハゲーーーーーっ!違うだろーーーー!」と身体的なコンプレックスを攻撃したり、精神的に追い詰めるような言葉で喚き声を上げ、幾度となくげんこつで秘書を殴りつけるなどの行為をしていたという。
この時の様子は秘書が隠し持っていたICレコーダーにしっかりと録音されており、豊田議員の暴力により『顔面打撲傷』『左背部打撲傷』『左上腕打撲傷』を負ったという。

↑画像 週刊新潮一部抜粋
(2)豊田真由子の人生
1974年10月10日に千葉県に生まれた豊田 真由子(とよた まゆこ)は、1997年、東京大学法学部を卒業し厚生省へ入省した。
豊田真由子さんとともに、私立桜蔭中学校に1987年4月入学、同高校を1993年3月に卒業し、更に東京大学文科一類に、ともに1993年4月入学、同法学部を1997年3月卒業した田中絵里緒さんによれば、豊田さんは学校で皆の前で怒鳴ったりカッコ悪い自分を見せるということは全くなかったという。
https://m.facebook.com/note.php?note_id=10155518526459066
田中絵里緒さんによれば、豊田さんの父親が母親に暴力をふるっていたという。そうした暴力体質のDNAが娘・真由子に継承されているのかもしれない。
この世には女性に暴力をふるう男性がかなりいる。2014年度に私が担任をしていたCLASSのある女子生徒は、私を見ると「福田!」と呼び捨てにする生徒だった。付き合っている彼氏が暴力をふるうので別れた。
さて話を豊田真由子の人生に戻そう。豊田真由子は2000年に国費留学生として、ハーバード大学大学院へ入学し、パブリック・ヘルスを学んだ。2002年に理学の修士号を取得した。
中央省庁再編により設置された厚生労働省にて、社会・援護局や健康局などに勤務した。2003年からは金融庁の総務企画局にて課長補佐を務めた。2007年には、在ジュネーブ国際機関日本政府代表部に一等書記官として赴任した。在職中、ジュネーブで長男、その後パリで長女を出産した。
2011年に帰国し、厚生労働省の老健局にて課長補佐に就任した。東日本大震災の発生により、避難先や仮設住宅等における高齢者福祉政策等を担当した。復興が一向に進まない現状から、民主党政権の国家運営の実情に対し強い疑問を抱き、政治の世界に転身する決意をしたとされる。
厚生労働省を退官し、自民党埼玉県連の公募に合格した。そして2012年12月、第46回衆議院議員総選挙において埼玉4区に自由民主党から出馬し、初当選した。この時、豊田は足首を骨折していた。
自由民主党においては、厚生労働副部会長、厚生関係団体委員会・労働関係団体委員会・外国人労働者等特別委員会等にて副委員長、首都圏整備特別委員会の事務局次長、国家戦略本部の主査を務めた。派閥としては俗に「不逮捕特権がある」といわれる清和政策研究会に所属した。清和会所属なのになぜ叩かれたのか?
2014年、第47回衆議院議員総選挙で他候補を大きく引き離して再選された。2015年10月9日、第3次安倍第1次改造内閣の内閣府大臣政務官(東京オリンピック・パラリンピック担当)、文部科学大臣政務官、復興大臣政務官に就任した。
2017年6月22日、週刊新潮により豊田が秘書に対して暴言を吐いたり暴行をしていた行為が報道され、豊田は即日自民党に対し離党届を提出した。また同日精神的に不安定になり入院したとされる。
(3)自民党「魔の2回生」

↑画像 自民党衆院当選2回議員主な不祥事
(4)自民党には人間性が欠落した恐るべき屑がたくさん生息している!
自民党の河村元官房長官は記者団に対し、「彼女が最初に選挙に出た時、私は選挙対策委員長だったので、彼女がいかに頑張っていたかを知っているので、ちょっとかわいそうだなと思って見ている。秘書が、やり取りを録音して外に出すということは、何か意図がなければありえない。いくらパワハラがあったと言っても、選挙を戦う者とすれば、あのようなことは起こる。たまたま彼女が女性だからこうしたことになっているが、あんな男の代議士はいっぱいいる」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170622/k10011026961000.html
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-17330.html
各テレビ局は豊田真由子の「このハゲー!」という絶叫をヘビーローテーションで報道するのも結構ですが、この河村元官房長官の男の暴力代議士がいっぱいいるという衝撃の証言を、ヘビーローテーションで報道するべきです!!!
考えようによっては豊田真由子の「このハゲー!」という絶叫より重要だと思います。自民党には人間性が欠落した恐るべき屑がたくさん生息している事を曝露した重要な発言です。自民党には犯罪者がいっぱいいる事を曝露した重要な発言です。
野党はこの発言を重視して自民党の犯罪者をすべて明らかにする様に要求すべきです! そうしないと極悪暴力議員によって殴る蹴るの暴行を加えられ続ける秘書がかわいそうです!
(5)暴力を振るう議員はたくさんいるのに豊田真由子だけ叩かれたのはなぜか? その1
河村元官房長官が述べた通り、たまたま彼女が女性だからこうしたことになった、つまり表沙汰になったのでしょうか? 一理あると言えます。と書くと、男性の議員の場合でも、週刊誌に証言のボイスレコーダーを持ち込めば、表沙汰になるとの反論が聞こえてきそうです。そうした反論をなさる方には次のツイートをお読み頂きたいと思います。
うえにし小百合(上西小百合) @uenishi_sayuri 豊田真由子議員が離党。秘書に暴力というのなら維新の足立康史議員の方が壮絶。男の足立議員が女性秘書にペットボトルを投げるなど日常。私の秘書が週刊誌に証言のボイスレコーダーを持ち込んだら無名な人なのでと掲載しませんでした。因みに現在の彼の秘書が語る今もやってるよという音源もあります。
https://twitter.com/uenishi_sayuri/status/878039895268143104
このツイートで自民党以外にも暴力議員がいる事が解ります。このツイートに対して「国会サボって京都旅行するような奴が証拠なしに言っても信用されない。」との書き込みがあります。拙ブログの読者の中にも同様に考える方がいらっしゃるかもしれません。
私はこの春、上西小百合議員と直接話をしているので、情が移っているともいえますが、ネットの良識派の多くが彼女の過去は別として、現在の彼女の発言や姿勢を評価しているので信用に値すると考えます。
上西小百合議員のツイートから導き出される極めて不条理な現実、それは男性議員が秘書に暴力を振るい週刊誌に証言のボイスレコーダーを持ち込んでも、豊田真由子議員の場合と違い、表沙汰にならないという事です。
それにしても上西小百合議員のツイートによれば、足立議員が無名な人なので証言のボイスレコーダーを持ち込んでも週刊誌が取り上げなかったという話ですが、豊田真由子議員だって無名です。それなのに週刊誌が取り上げた理由は、豊田真由子議員が女性だからなのでしょうか?
実は男性議員でも元秘書から暴力を受けたと告発され問題になった例があるのです!
(6)安倍首相補佐官・河井克行議員のパワハラ、セクハラ、殴る蹴る・・・辞めたスタッフ200人超のブラック職場
上のタイトルを読むと、今回の豊田真由子の場合とかなり重なります。パワハラや暴力だけではなく、「辞めたスタッフ200人超のブラック職場」の部分も重なります。それなのに多くの人々の記憶に、この出来事はKEEPされていないのではないかと拝察致します。
セクハラが加わっている分、豊田真由子よりバッドです。それなのに豊田真由子はぼろくそに叩かれ、多くの人々の記憶に鮮明に残ったのに対して、豊田真由子よりバッドな河井克行は豊田真由子程叩かれずに、多くの人々の記憶に残っていない。なぜか? その解答に行く前にこのタイトルの転載記事をお読み下さい。
★安倍首相補佐官・河井克行議員のパワハラ、セクハラ、殴る蹴る・・・辞めたスタッフ200人超のブラック職場
https://www.j-cast.com/tv/2016/03/03260292.html?p=all
<転載開始>今週の『週刊文春』の巻頭は「安倍首相補佐官・河井克行の暴力とパワハラ」だ。河井氏(52)は首相補佐官で「ふるさとづくり推進および文化外交」担当で、沖縄担当政策統括官である。週刊文春によれば、松下政経塾出身で、広島県議を経て1996年の衆院選に自民党から出馬して初当選した。当選6回の中堅議員で、鳩山邦夫氏が会長を務める「きさらぎ会」の幹事長である。12年の自民党総裁選で鳩山氏とともにいち早く安倍支持を打ち出し、その論功行賞で昨年(2015年)10月に補佐官に就いた人物だそうだ。
英語が堪能で、安倍外交の尖兵として、米国議会に対して理解を広げる役回りだという。また、外務省が官邸の意向を無視して勝手な動きをしないよう見張る役割も担っているという。本人は「月の内半分は外遊している」と豪語している。
そんな安倍首相の従順なポチ役を務める人物に、部下への暴力やパワハラ、セクハラまであり、暴力については証拠写真もあるというのだから穏やかではない。たしかに、左腕にアザがはっきりと写っている元秘書の写真が載っている。元秘書は中村秀雄氏(74)で、99年4月から7月にかけて河井氏の秘書兼運転手を務めていた。
“<「あの人は私が車の運転をしとると、運転の仕方や言葉づかいが気にいらんと言っては、『このやろう』と罵声を浴びせかけ、ハンドルを握る私の左腕めがけて後部座席から革靴のまま蹴ってきよるのです。こちらは運転中じゃけん、よけることもできん」(中村氏)>
毎日のように殴られていた中村氏は、たまりかねて病院に駆け込み、そのとき撮ってもらったのが掲載されている写真だという。それ以外にも、中村氏がいうには、選挙中に強力な対立候補のポスターを見つけると、剥ぎ取れと河井氏に指示され剥ぎ取ったというのである。
河井氏のところを退職した中村氏は、広島県警に傷害罪で河井氏を告訴し、ポスター剥がしについても器物損壊罪で告発した。だが、当の中村氏が河井氏の選挙ポスターをカッターナイフで切り裂いた現行犯で逮捕されてしまうのである。本人は「どうしても我慢がならなかった」といっているが、馬鹿なことをしたものである。そのために告訴した件も立ち消えになってしまった。
しかし、河井氏のパワハラはひどいものだと元秘書のA氏も証言している。<「私が河井事務所に入った時に『あなたがこれで二百何十人目だったっけ』と言われました。ブラック職場として有名になり、一時は職安に求人を出すこともできないほど」>
最短5分しかもたなかった秘書もいるそうだ。また地元の「第一タクシー」の会長も、河井事務所から運転手を出してくれといわれたが、誰を出しても3日ともたなかったと話している。気にくわないと運転席を蹴る、助手席に乗ったら手で叩く。暴言、無理難題を吹っかけてくるので、120人いた乗務員の誰もやりたがらなくなって断るようになったという。
それ以外にも、女性記者に対するセクハラまであったという。そうだとすれば、ハラスメントの総合デパートのような人物である。妻は広島県議で、週刊文春の取材に対して、秘書への暴力は「事実無根」だとしているが、「秘書の入れ替わりが激しいのは事実」だと認めている。
当の河井氏は取材には答えず、「カナダへの外遊」に飛び立ってしまったそうだ。だが、ここに書かれた秘書に対する数々の暴力行為については、答える義務があるはずだ。逃げ隠れしてほとぼりが冷めるまで待とうというのでは、政治家失格といわれても仕方あるまい。<転載終了>
(7)豊田真由子をはるかに凌ぐ悪党の河井克行が、豊田真由子程叩かれずに、多くの人々の記憶に残っていないのはなぜか?
河井克行が豊田真由子をはるかに凌ぐ悪党である事に衝撃を受けたかと拝察致します。豊田真由子は秘書に法律違反になる行為を強制していません。豊田真由子をはるかに凌ぐ悪党の河井克行が、豊田真由子程叩かれずに、多くの人々の記憶に残っていないのはなぜか?
それはテレビがセンセーショナルに豊田真由子を叩いたのに対して、暴行発覚当時、河井克行を叩いたテレビはほとんどありませんでした。
河井克行の場合も豊田真由子の場合と同様に発端は週刊誌の記事でした。豊田真由子の場合は週刊誌の記事をほぼすべてのマスコミがはでに取り上げたのに対して、河井克行の場合は極一部のマスコミしか取り上げませんでした。
河井克行の極悪行為が「週刊文春」によって明らかになった際、取材したのはIWJと日刊ゲンダイだけだったといわれています。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/290293
★日刊ゲンダイ 元秘書が暴力を告発…河井克行首相補佐官の“凄まじい悪評” 2016年3月3日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/176500
完膚なき迄に叩きのめされた豊田真由子は、現在再起不能の状況です。一方、豊田真由子よりはるかに極悪な河井克行は今でも首相補佐官の地位をKEEPしています。この様な不条理があっていいのでしょうか?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170620-00000079-asahi-pol
この記事は「暴力を振るう議員はたくさんいるのに豊田真由子だけ叩かれたのはなぜか? PART2」へ続きます。
↓動画 横山由依がはんなり巡る京都

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