72.福島原発3号炉の爆発は核爆発か?

↑桜と玉川上水<東京都羽村市>
(1)あわや水素爆発
東京電力福島第1原発事故で、東電は4日午前、1~3号機の格納容器と圧力容器に窒素を封入する装置が停止したと発表した。約1時間20分後に予備装置が起動し、封入を再開した。
窒素は水素爆発の原因となる容器内の水素濃度上昇を抑えるために封入されているが、危険とされる濃度4%に達するまで30時間かかるといい、同社は水素濃度の上昇はなかったとしている。
東電と経済産業省原子力安全・保安院によると、同日午前10時55分ごろ、1~3号機格納容器などへの窒素封入量がゼロを示しているのを作業員が発見。確認したところ、ポンプがいずれも止まっていた。約1時間20分後の午後0時16分に予備装置を起動し、同0時半に容器内への封入が再開した。
(2)3号炉の爆発
前回の記事で、松田氏の「3号炉はどう見ても核爆発です。」と言う言葉が出てきたので、今回のテーマはこうなりました。
今、首都圏で起きているホットスポットの問題は、3号炉の爆発の影響がかなり大きいと言われている。
日テレでは、3号炉の爆発の映像を撮影した人は、「あの映像は映すな」と言われ、担当者は左遷されたと言われている。
さすが、原子力委員会の初代委員長に就任し、「原発の父」と呼ばれた正力松太郎が作った日テレ。
(3)3号炉の爆発は核爆発か?
アメリカの原子炉を70基も作ってきたベテランのエンジニアである、アーノルド・グンダーセン氏が、4月26日にビデオで解説して、3月14日の3号炉の爆発は使用済み核燃料プールの核燃料によるものである可能性が高いと説明しています。
(4)3号機の《不完全な》核爆発が隠される理由
東電と保安院と政府の公式発表では1号機と同じ水素爆発だということにされていますが、ドイツをはじめとする諸外国ではだれもあれが水素爆発だとは思っていないようです。
三浦知良選手が劇的なゴールを決めた2011年3月29日に開催されたサッカーの復興支援慈善試合のとき、全日本代表監督のザッケローニも、Jリーグ代表監督のストイコビッチも数日前まで日本国内にはいませんでした。
それぞれの母国から試合間際に来日しました。
母国の家族から原発が核爆発を起こした日本からは即座に脱出するように要請されたていたからです。
世界はそのように見ていました。
拙ブログの<2 猪苗代湖ズの「I love you & I need you ふくしま」は、福島脱出を防止するプロパガンダSONGなのか?>の「(8)日本政府の棄民政策」で紹介したある米国籍の女子生徒は、ザッケローニらと同じような動きを2011年3月に示していた。
(5)小出裕章も同じ立場
2011年5月4日(水)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」に、小出裕章(京大原子炉実験所助教)が出演しました。
(6)福島原発3号機“核爆発”を起こした!専門家が断言
「福島第一原発3号機で3月14日に起きた爆発はピカドン(核爆発)だ!!」
そう語るのは、’10年の春まで日本原子力安全基盤機構(JNES)で原発検査員を務めていた藤原節男氏。原発の施設と運用について隅々まで知る専門家の一人だ。
「3号機の爆発では、一度ピカっと炎が出た後、ドーンと黒煙がまっすぐ建屋上方へと立ち上っています。水素爆発であんな黒い煙は出ません。キノコ雲の形状といい、核爆発の現象に酷似している」

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