534.自民党政権がアメリカの米軍沖縄撤退提案を拒否したのはなぜか?

玉城愛
↑画像 2016年6月19日 「オール沖縄会議」共同代表の玉城愛さんの訴え

(1)沖縄女性殺害事件に抗議する県民大会に6万5000人が集まる「加害者はあなたたちです」

 今年に入り沖縄をメインテーマに取りあげるのは、「496.沖縄県名護市辺野古沖の埋め立て承認を巡り国が沖縄県を訴えた裁判で、沖縄県が先に裁判所の和解案受け入れを表明したのに、安倍政権が先に裁判所の和解案受け入れを表明したと誤解している人々が多いのはなぜか?」と「530.沖縄県議選“前代未聞”のミスは、悪辣極まりない「ムサシ」に誘導する為の謀略ではないか?」に続き、3回目かと思います。メインテーマ以外ですと、他にもあります。496はこちら。530はこちら

http://www.huffingtonpost.jp/2016/06/18/okinawa_n_10553050.html

 <転載開始・転載記事中の黒以外の文字をクリックすると関連の記事に飛びます>沖縄で20歳の女性を暴行・殺害した疑いで元アメリカ海兵隊員で軍属の男が逮捕された事件を受けて、沖縄県那覇市の公園で6月19日午後2時から、被害者を追悼し、海兵隊の沖縄からの撤退を求める大規模な集会が開かれ、6万5000人の県民(主催者発表)らが参加した。主催は翁長雄志知事を支持するグループ「オール沖縄会議」。沖縄県議会与党会派の社民党、共産党、地域政党の沖縄社会大衆党、市民グループなどが参加した。

 県民大会では、被害者の女性を悼み、参加者による黙祷が捧げられた。沖縄県知事の翁長雄志氏は、被害者に対して「守ってあげられなくてごめんなさいというお詫びの気持ちが浮かんできた。21年前の県民大会で二度と起こさないと誓った事件を再び起こしたこと、責任を感じている。政治の仕組みを変えられず、政治家として、知事として痛恨の極みだ」と話した。

 また、オール沖縄会議共同代表で名桜大4年の玉城愛さんは「安倍晋三さん、本土にお住まいの皆さん、加害者はあなたたちです。しっかり沖縄に向き合ってください」と涙ながらに訴えた。

 大会では、「1972年の本土復帰から2016年5月までの米軍関係者による犯罪は5910件、凶悪事件575件の異常事態である」として、(1)日米両政府は遺族・県民に謝罪し完全な補償を(2)海兵隊の撤退、米軍基地の整理縮小、普天間飛行場の閉鎖・撤去(3)日米地位協定の抜本的な改定の3点を決議した。安倍首相やオバマ米大統領ら宛に届けられる。

 事件に抗議し、海兵隊撤退を求める集会は、米海兵隊基地キャンプ・シュワブ(名護市)のゲート前でも行われたが、19日の大会がこれまでで最大規模となった。一方で、朝日新聞デジタルによると、大会への参加を要請されていた自民、公明両党などは、参加しない意向を伝えていた。産経ニュースによると、県内11市長のうち9市長も参加を見送った。

 1995年9月に起きた沖縄米兵少女暴行事件では、同年10月に宜野湾市で事件に抗議する県民総決起大会が行われ、8万5000人が参加。日米地位協定の運用改善や、日米間での普天間基地返還・移設合意につながった。

 沖縄県の地元紙、沖縄タイムスなどは集会の様子をライブ中継した。<転載終了>

https://youtu.be/KpmCYvhpml4
↑動画 米軍属による暴行殺人事件に抗議 県民大会ライブ配信

 <上の動画のコメント抜粋>私は県民大会に参加していました。テレビでも生中継していたということで録画して見たら、スピーチの全部は放送されず、大学教授の解説や、一般参加者へのインタビューなどが入っていた。その分、肝心のスピーチが大幅にカットされていた。

 大学教授の解説や、一般参加者へのインタビューなども必要である。しかし、そのために県民大会の映像をカットするのはゆるされない。

 翁長知事のスピーチは3時過ぎにずれ込んだが、番組の時間が3時までということで打ち切られた。

 なぜ、県民大会を完全な形で放送しないのか? 県内民放のやる気を疑った。テレビ局は県民大会の映像を完全にノーカットで放送してほしい。

 日本本土の日本人、政治家、特に安倍総理、オバマ大統領には見てほしい。

 この県民大会の映像を完全に近い形で記録していただいた沖縄タイムス社に感謝します。今からでもおそくはない。この映像をテレビで公開してほしい。

(2)2016年6月19日 「オール沖縄会議」共同代表の玉城愛さんの訴え

https://youtu.be/EAL5tHY1wO0
↑動画 2016年6月19日 「オール沖縄会議」共同代表の玉城愛さんの訴え

 2016/06/19 に公開されたこの動画の2016年6月23日午前4時現在の視聴回数 は448 回です。弱小ブログである拙ブログのこの間のアクセス数よりずっと少ない。この現実が、「ヤマトンチュ」の沖縄問題に対する関心の低さを象徴している。

 玉城愛さんの訴えの極一部は全国ニュースで流れた。実は全国ニュースで流れなかった部分に訴えの核心があったと思う! 全国ニュースではわざと「訴えの核心」を放送しなかったのではないだろうか。それでは、玉城愛さんの訴えの全文をどうぞ!

http://ryukyushimpo.jp/news/entry-301239.html

★<元海兵隊員による残虐な蛮行を糾弾! 被害者を追悼し、沖縄から海兵隊の撤退を求める県民大会>玉城愛さんあいさつ(全文)

 被害に遭われた女性へ。絶対に忘れないでください。あなたのことを思い、多くの県民が涙し、怒り、悲しみ、言葉にならない重くのしかかるものを抱いていることを絶対に忘れないでください。

 あなたと面識のない私が発言することによって、あなたやあなたがこれまで大切にされてきた人々を傷つけていないかと日々葛藤しながら、しかし黙りたくない。そういう思いを持っています。どうぞお許しください。あなたとあなたのご家族、あなたの大切な人々に平安と慰めが永遠にありますように、私も祈り続けます。

 安倍晋三さん。日本本土にお住まいのみなさん。今回の事件の「第二の加害者」は、あなたたちです。しっかり、沖縄に向き合っていただけませんか。いつまで私たち沖縄県民は、ばかにされるのでしょうか。パトカーを増やして護身術を学べば、私たちの命は安全になるのか。ばかにしないでください。

 軍隊の本質は人間の命を奪うことだと、大学で学びました。再発防止や綱紀粛正などという使い古された幼稚で安易な提案は意味を持たず、軍隊の本質から目をそらす貧相なもので、何の意味もありません。

 バラク・オバマさん。アメリカから日本を解放してください。そうでなければ、沖縄に自由とか民主主義が存在しないのです。私たちは奴隷ではない。あなたや米国市民と同じ人間です。オバマさん、米国に住む市民のみなさん、被害者とウチナーンチュ(沖縄の人)に真剣に向き合い、謝ってください。

 自分の国が一番と誇るということは結構なのですが、人間の命の価値が分からない国、人殺しの国と言われていることを、ご存じですか。軍隊や戦争に対する本質的な部分を、アメリカが自らアメリカに住む市民の一人として問い直すべきだと、私は思います。

 会場にお集まりのみなさん。幸せに生きるって何なのでしょうか。一人一人が大切にされる社会とは、どんな形をしているのでしょうか。大切な人が隣にいる幸せ、人間の命こそ宝なのだという沖縄の精神、私はウチナーンチュであることに誇りを持っています。

 私自身は、どんな沖縄で生きていきたいのか、私が守るべき、私が生きる意味を考えるということは何なのか、日々重くのしかかるものを抱えながら現在生きています。

 私の幸せな生活は、県民一人一人の幸せにつながる、県民みんなの幸せが私の幸せである沖縄の社会。私は、家族や私のことを大切にしてくれる方たちと一緒に今生きてはいるのですが、全く幸せではありません。

 同じ世代の女性の命が奪われる。もしかしたら、私だったかもしれない。私の友人だったかもしれない。信頼している社会に裏切られる。何かわからないものが私をつぶそうとしている感覚は、絶対に忘れません。

 生きる尊厳と生きる時間が、軍隊によって否定される。命を奪うことが正当化される。こんなばかばかしい社会を、誰が作ったの。このような問いをもって日々を過ごし、深く考えれば考えるほど、私に責任がある、私が当事者だという思いが、日に日に増していきます。

 彼女が奪われた生きる時間の分、私たちはウチナーンチュとして、一人の市民として、誇り高く責任を持って生きていきませんか。もう絶対に繰り返さない。沖縄から人間の生きる時間、人間の生きる時間の価値、命には深くて誇るべき価値があるのだという沖縄の精神を、声高々と上げていきましょう。
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 安倍晋三さん。日本本土にお住まいのみなさん。今回の事件の「第二の加害者」は、あなたたちです。「訴えの核心」はここだと思います! 残念ながら、全国ニュースでは、「同じ世代の女性の命が奪われる。もしかしたら、私だったかもしれない。」が繰り返し流されたが、「訴えの核心」と思われるこの部分を伝えた放送局は皆無だったように思える。その推理が正しければ、「第二の加害者」たちに沖縄県民の思いは届かなかった事になる。不条理極まりない!

(3)玉城愛

 玉城愛さんは、2015-06-17 付けの「451.北朝鮮は国際的に孤立しているのか?」の<(3)2015年6月14日午後「とめよう!戦争法案 国会包囲行動」>に写真で登場している。名前は出ていない。451はこちら

 2015年6月14日午後東京で開催された「とめよう!戦争法案 国会包囲行動」」で、あの佐高信や鳥越俊太郎らとともに、当時二十歳の玉城愛さんはアピールをした、たくさんの聴衆を前に。

 451にも綴ったが、約2万5千人の参加者を集めた「とめよう!戦争法案 国会包囲行動」」をNHKは一切放送しなかった。

 2016年5月、沖縄県うるま市の女性会社員(20)が遺体で見つかった事件で、 死体遺棄容疑で逮捕された元米海兵隊員で軍属のシンザト・ケネス・フランクリン容疑者(32)が、「殺害し、遺体をスーツケースに入れて運んだ」「わいせつ目的で女性を狙い乱暴した」と供述した。

 この事件を受けて、沖縄県内の16の女性団体が共同で記者会見し、県内のアメリカ軍の基地や軍隊はすべて撤退するよう求めました。この記者会見で、亡くなった女性と同世代となる大学生の玉城愛さんは「被害者の方には、私と同じように、幸せになるためこれから実現させたい夢があったと思います。基地がなければ事件は起こっていないのではないかと思うし、これから沖縄で生きて行く1人として、人権や権利をないがしろにされ続けるのは嫌です」と声を詰まらせながら訴えました。

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↑画像 2016年5月 共同記者会見での玉城愛さん

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(4)2016年 沖縄慰霊の日

 本日6月23日は沖縄慰霊の日、「沖縄全戦没者追悼式」が挙行されます。「456.日本は授業中に事実を言うと授業を監視される国になってしまったのか?」の「(16)2015年6月23日沖縄」で紹介した通り、昨年の「沖縄全戦没者追悼式」では、参列した安倍晋三に「戦争屋 帰れ」と罵声が浴びせられた。456はこちら

 また456では、「沖縄全戦没者追悼式」で他の参列者が頭を下げているのに、無礼な安倍晋三はこうべを垂れなかった事を写真入りで紹介した。無礼と言えば、「533.怒らない方法は?」の「(7)昨夜6月21日の報道ステーション 安倍晋三が醜態をさらす!」でも、安倍晋三の無礼ぶりを紹介した。533はこちら

★報ステ9党首討論で、頭のおかしい安倍がしゃべりまくる
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-4464.html

(5)自民党政権がアメリカの米軍沖縄撤退提案を拒否したのはなぜか?

 実に多くの人々が認識していないが、アメリカは米軍の沖縄撤退を提案した事があった。だが、利権のために、自民党政権が拒否したのだ!

http://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/ada6b72001335f2aca4e56f763fae18f

 <転載開始>もっとも、歴代自民党政権による沖縄差別はいまに始まったわけではない。本土のマスコミはほとんど報じていないが、普天間基地問題については沖縄県民に対する重大な裏切り行為すら働いていた。これだけ揉めている普天間問題だが、肝心のアメリカ政府は当初、「海兵隊の沖縄撤退もオッケー」と言っていたというのである。

 以前から散見されていたこうした海兵隊撤退論が、実は1995年の普天間返還交渉の時から存在していたということがモンデール証言で明らかになったわけだ。しかもその撤退の意向を当時の自民党政権が拒否したというのである。

 理由は諸説あるが、もっとも有力なのが代替施設建設の基地利権だ。

 地元建設会社への公共工事発注はもちろん、埋め立てに必要な土砂の調達などに関する利権配分がすでに決まっていたために、

 何がなんでも「辺野古への移設」を実行しなければならないというのだ。

 アメリカが「撤退してもいい」と言っているのに、日本側が「やめてくれ」と言ったというのだから、そこにはやはり、深い「闇」があると見るべきだろう。

 「1万5千人の在沖海兵隊が中国に上陸し、何百万もの中国軍と戦うなんて誰も思っていない。彼らは65年前に終わった戦争の遺物だ。沖縄に海兵隊は要らない。超党派で協力し、この議論を提示していきたい」<転載終了>

(6)本日6月23日から2016参院選期日前投票START 

 不正選挙断固阻止! 「ムサシ」の悪辣ぶりを天下万民に流布しよう!

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