485.2016年1月6日、北朝鮮が水爆実験に成功したと発表したのはなぜか?

↑画像:2016年正月・晴れ着<振り袖>特集 その2 乃木坂46 生田絵梨花
(1)2016年1月6日、北朝鮮が水爆実験に成功したと発表したのはなぜか?

↑画像 2016年1月6日、北朝鮮が核実験を行ったとされる場所。
それは、水爆実験に成功したから発表したのでしょうとお考えでしょうか。1月6日のテレビでも、水爆実験にしては、日本国内で測定している放射性物質の濃度が低いと言う話が出ていました。
ネットでも、東海アマ氏は、「各地のモニタリング報告を見ていると、微量の放射能も検出されていない、ひょっとすると原爆でさえないかもしれない 。」と分析している。
https://mobile.twitter.com/sitesirius/status/684672029748924416?p=v
(2)本当に水爆実験だったのか?
原子力規制委員会のHPでも観測値に異常はないとのことです。
https://www.nsr.go.jp/activity/monitoring/monitoring5.html
アメリカ国家安全保障会議のプライス報道官は北朝鮮の水爆実験成功の事実を「確認できない」としています。韓国の専門家たちも懐疑的です。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kodamakatsuya/20160106-00053164/
そもそも慢性的な電力不足の北朝鮮で、本当に水爆実験が実施できるのだろうか?
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kohyoungki/20160104-00053096/
北朝鮮情勢に詳しい軍事ジャーナリスト恵谷治氏は、「爆発威力から見て水爆ではあり得ない。」と主張している。
(3)統一教会❤安倍晋三❤北朝鮮
2016年1月6日の北朝鮮の発表は、「統一教会❤安倍晋三❤北朝鮮」と言う実態を考えると理解しやすい。「統一教会❤安倍晋三❤北朝鮮」については、「181.昨日<2012年12月14日>、自民党の安倍晋三総裁は、JR東海道線の普通列車で、本来は着席できたはずの初老の男性を立たせて、その男性が文句を言ったらキレた。このような有様の安倍晋三は、彼がやがてつくる国防軍にぶち込んで、根性を叩き直す必要があるのではないか?」と「396.御嶽山噴火と北朝鮮政変と台風18号は1本の線で繋がるのではないか?」で綴った。181はこちら。396はこちら。
2015-06-17にUPした「451.北朝鮮は国際的に孤立しているのか?」で、「北朝鮮が暴れてくれれば安保法案はあっさり可決できる」との観測を紹介した。この観測を思い起こして頂ければ、今回の発表は更に理解しやすい。451はこちら。
つまり、国会がSTARTし、野党が戦争法廃案を求めてくる。自公政権は、北朝鮮脅威論や中国脅威論などを利用して、戦争法を可決した。しかし、「473.平和安全法制<戦争法案>成立後、初の自衛隊海外派遣の仕事<自衛隊の集団的自衛権行使の最初の事例>が、中国軍の護衛となった事は何を意味するのか?」で紹介した通り、自衛隊の集団的自衛権行使の最初の事例が、中国軍の護衛となった<マスコミが極力報道しないようにしているのでご存知ない方が多いが>。だから、戦争法廃案を求めてくる野党に対して、昔のように中国脅威論で応じにくくなった。473はこちら。
ですから、北朝鮮脅威論は、昔の中国脅威論の分を含んだ、よりパワフルな脅威論に進化する必要があるわけです。金正恩氏は、その期待に見事に応えてくれたのです!
(4)見事な時間設定
それにしても、見事な時間設定です。安倍晋三氏にとって、実に都合が良い時間設定です。成功裏に行われたとされる北朝鮮の水爆実験は、現地時間の午前10時、日本時間の午前10時半に実施された。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2673607.html
NHKの反応は実に素早かった。まるで、核実験がある事を事前に解っていたかのような素早さであった。実験から30分もしないうちに、通常の番組を打ち切り、特別編成に移った。核実験をセンセーショナルに伝えた。
NHKは正午のニュースを延長して、このニュースを中心に報道した。そして、12時30分の北朝鮮の正式発表を報道した。まり、仕事をしている人々も、テレビを見る可能性が高い時間に、北朝鮮は脅威だと言う印象を植え付ける事に成功した。

↑画像 2016年1月6日 朝鮮民主主義人民共和国 平壌
近年大幅に発行部数が減っている新聞各社も号外を出した。これがまた見事に労働者のお昼休みを重なっているのである。
安倍晋三首相は6日午後1時前、記者団に対し、「今回の北朝鮮による核実験の実施は、我が国の安全に対する重大な脅威であり、断じて容認することはできない。強く非難する」と述べた。また、「これまでの国連安保理決議に明白に違反し、国際的な核不拡散の取り組みに対する、重大な挑戦だ」と指摘。「今後、我が国としては、安保理非常任理事国として、国連安保理における対応を含めて、米国、韓国、中国、ロシアと連携しながら断固たる対応をとっていく」との考えを示した。
これも実に見事な時間にコメントしています。やはり「安倍晋三❤北朝鮮」のように思えます。ちなみに、6日は国会論戦初日です。金正恩氏は、安倍晋三氏をバックアップしているように思えます。
(5)2016年1月6日、午後の国会論戦
維新の党の松野代表の質問の冒頭は、まるで共産党の質問を思わせるような護憲テイストを感じさせる内容であった。あれ、維新の党って、改憲志向の保守政党だったような気がするのですが。その後の安倍氏の答弁を聞いていると、民主党の岡田氏もほぼ同様の質問をしていたようだ。私は岡田氏の質問は聞いていない。
維新の党の松野代表がやや左傾化し、天皇が主権者である国民より高い位置にいる国会開会式についに出席してしまった日本共産党がやや右傾化したと言う事でしょうか。
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-9444.html
午後に質問に立った議員の多くが、北朝鮮の核実験の事を取り上げていた。それは安倍晋三氏を利する発言ともなりかねないのだが、共産党も取り上げていた。おおさか維新の会の馬場伸幸氏も取り上げていた。馬場伸幸氏は「上意下達」を「じょういげだつ」と発音していた。正しくは「じょういかたつ」である。無知をさらけ出してしまいましたね。
https://youtu.be/BD0S5rHbmjQ
↑動画【国会中継】おおさか維新の会 馬場伸幸氏 2016年1月6日 衆議院 本会議
(6)北朝鮮の核実験は、なぜ金正恩氏の誕生日の1月8日実施ではなかったのか?
「26.金正恩は、横田めぐみの子供なのか?」や「407.2014年12月8日、横田めぐみさんが朝鮮民主主義人民共和国の最高指導者である金正恩の母である事が発表されるのか?」で紹介した通り、金正恩氏は日本人拉致被害者の象徴・横田めぐみさんの子供である可能性が極めて高い。26はこちら。407はこちら。
金正恩氏は、1983年1月8日に生まれたとされている。2016年1月6日の核実験の発表の際、金正恩氏の誕生日を記念してと言う理由も挙げられていた。
なぜ、誕生日の当日である1月8日ではなく、1月6日実施だったのだろう。やはり、6日が日本の国会論戦初日であり、安倍晋三氏をバックアップしているように思える。
(7)2016年1月8日 人工地震?
1月6日実施だった理由は、もう一つあるように思える。1月8日は何か大きな出来事が引き起こされる可能性があるから、2日前倒しして6日にしたのではないだろうか?
2016年1月8日は、2+1+6+1+8=18で、悪魔の数字の日で、人工地震などが起こされやすい日である。最近、「悪魔の数字の日」について別な説がネットにUPされたが、昔からの説に立つと、2016年1月8日は危険な日である。
(8)都内の各地で地鳴り→2016年1月8日の首都圏巨大人工地震
1月5日午前から都内の各地で地鳴りの報告が相次いでいます。特に東京23区での報告数が圧倒的に多く、「飛行機のような音がした」「地下鉄かと思った」というようなコメントが多く見られました。
地震や火山活動の前には地鳴りが聞こえる場合があり、今回の地鳴りを地震の前兆と指摘する声もあります。
事実、2015年12月26日に東京湾を震源とする有感地震が5回連続した時にも「地鳴りが聞こえた」というツイートが多数ありました。5日の昼過ぎの時点でも地鳴りの報告数は多く、ちょっと不気味な現象だと言えるでしょう。
http://johotankyu.com/?p=368
週刊ポストの最新号<1.15/22号>に、「MEGA地震予測」の記事が掲載されています。
(9)2016年1月6日、日本のマスコミに久しぶりに「人工地震」と言う言葉が登場!

↑画像 「人工地震波」と記述する新聞記事
上の新聞記事にある通り、韓国気象庁は「人工地震波」と表現した。6日午後のNHKのBSのニュースでも、韓国のニュースをそのまま翻訳する形で「人工地震」と言う言葉が出てきた。NHK総合は、「人工地震」と言うストレートな表現は避けたが、ほぼそれに近い表現でアナウンスしていた。

↑画像 「人工地震」と言う文字が目にまぶしい朝日新聞2016年1月6日夕刊
2016/01/07 付けの日本経済新聞の朝刊に、核実験と自然地震の地震波形が掲載された。これを見て2011年3月11日の揺れを多くの人々に思い起こして頂きたい。
えっ、5年前だから思い起こせない。(8)に記した通り、明日2016年1月8日に首都圏巨大人工地震が起きるかもしれないので、不幸にも起きてしまったら、そこで確認できるでしょう。
(10)『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』(講談社)
さて、(6)で、日本人拉致被害者の話が出てきたので、拙ブログでも遅ればせながら、この貴重な本を紹介しましょう。

↑画像 『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』(講談社)
「安倍さんは嘘つき」──。先日、本サイトが報じた、北朝鮮による日本人拉致事件被害者である蓮池薫氏の兄・透氏による“安倍首相批判”には大きな反響が寄せられた。安倍首相がこれまでアピールしてきた、拉致問題にかんする“武勇伝”がことごとく嘘にまみれていた……それを拉致被害者家族が直接指摘したことに、衝撃を受けた人が多かったようだ。
だが、透氏の怒りはおさまらない。じつは先日17日、透氏は著書を上梓。そのタイトルはズバリ、『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』(講談社)というものだ。
まず、透氏が暴露した安倍首相の“大ウソ”とはどんなものか。そのひとつが、先日、辻元清美氏のパーティで明かした、2002年、日朝首脳会談時の“武勇伝”だ。
当時、官房副長官だった安倍氏は小泉純一郎・元首相とともに訪朝したが、安倍氏はそのときのことを「北朝鮮側、金正日総書記から拉致問題について謝罪と経緯の報告がなければ、日朝平壌宣言にサインをせず、席を立って帰るべきだと自分が進言した」と触れ回った。しかし、透氏は「そういうことになっているが、ウソ。それは、みんなの共通認識だったんだから」と、暴露した。つまり、安倍首相は言ってもいないことをでっち上げて、自分のイメージアップに利用したのだ
続きは下をクリックして下さい。
http://lite-ra.com/2015/12/post-1803.html
まさに、「人でなし 安倍晋三」である! 彼の人でなしぶりは、今まで何回か綴ってきた。「456.日本は授業中に事実を言うと授業を監視される国になってしまったのか?」で、彼の人でなしぶりを示す象徴的な写真を紹介した。再掲しよう。456はこちら。

↑画像:1991年春、順天堂大学病院、父親の安倍晋太郎が生死の境をさまよっている時、病室(VIPルーム)の控室でゲームボーイに夢中の安倍晋三
上の写真は、1991年春、順天堂大学病院、父親の安倍晋太郎が生死の境をさまよっている時、病室(VIPルーム)の控室でゲームボーイに夢中の安倍晋三である。まさに、人でなし、ここに極まれり!
それにしても、いい年して「ゲームボーイに夢中」って。まさに、安倍晋三の幼児性、ここに極まれり!

(11)元旦の朝生の話の続き
一つ前の記事の(4)で元旦の朝生の話を出した。一つ前の記事はこちら。
その後、自民の大森昭彦大田区議のやらせ問題に関して、テレビ朝日は謝罪した。しかし、その謝罪の仕方に関して非難囂々である。
http://togetter.com/li/921971
(12)三浦瑠麗氏の狂った徴兵制肯定論
一つ前の記事の(5)で紹介した三浦瑠麗氏は、元旦の朝生で、「徴兵制があると徴兵された人や予備役が戦争に反対するようになるから平和が維持できる。」と主張し、徴兵制を肯定した。過去の日本で徴兵制が敷かれていた時代の実態を知っていたら、とても口にできないような狂った論理である! 底の浅い論理である!
↓画像 2016年1月1日 テレビ朝日系 朝まで生テレビ 元旦スペシャル


過去の日本で徴兵制が敷かれていた時代、戦争に反対した日本共産党員は治安維持法違反容疑で投獄され、拷問を受け殺されたり、死刑になったりした。
また、徴兵制が敷かれたら、ここ数年の強引な政治手法からして、安倍政権は同じような暗黒社会を出現させる可能性が高い。そうしたら、浅はかな三浦瑠麗氏の理論は破綻する。
敗戦前と同じように、徴兵された兵士は過酷なリンチを受けるようになるだろう。

↑画像:天皇制軍隊に入ると絶対服従とリンチが日常生活となった
絶対服従と言う事は、三浦瑠麗氏が主張するような戦争に反対するなどと言う事はありえない事である。世界の多くの軍隊は、絶対服従が基本である。
三浦瑠麗氏のような人間は、タイムマシーンに乗せられ、徴兵され過酷なリンチを40日くらい受ければ、思想改造するであろう。
(13)◆ 私の軍隊体験 中央公論 2006年10月号 渡邉恒雄(読売新聞グループ本社代表取締役会長・主筆)
私は、戦争末期に東京大学入学直後赤紙召集で徴兵された昭和戦争最後の最下級兵士、つまり陸軍二等兵として、非条理な軍組織の中にいた。
一階級上の兵でも上官であり、理由もなく、気まぐれで、二等兵を殴った。三食は茶碗一杯の高梁(こうりゃん)飯と味のない味噌汁であった。味がなかった理由は、革の上靴(スリッパ)で毎日顔を殴られた結果、口内の粘膜が切れて、味覚を失っていたからであろう。
この野蛮性は、全国、どこの師団、連隊、中隊、小隊、内務班(兵営内で下士官の指揮する陸軍の最小単位の集団)でも共通する、訓練という名のリンチ公認から発するものだった。
人間が犬馬以下に扱われる社会が軍隊だった。これが、各戦地で兵士を大量に無駄死にさせた人命軽視の基本的観念でもあった。
『軍人勅諭』『戦陣訓』は、こうした人命軽視や野蛮行為の“教典”として悪用された。~後略~
・軍人勅諭の一節:下級の者が上官の命令を受ける時には、実は朕から直接の命令を受けると同義と心得よ。
↓動画:AKB48・横山由依

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