272.タメルラン・ツァルナエフ容疑者とジョハル・ツァルナエフ容疑者を、ボストン爆破テロの犯人と決めつけるのは早計ではないか?

↑画像:イケメン ジョハル・ツァルナエフ容疑者
(1)ボストン爆弾テロ急展開! 警察当局 ジョハル・ツァルナエフ容疑者を生け捕り!
少数の読者の皆様、今晩は。本日2本目の記事です。中国の人工地震の疑いがある巨大地震や、裏切りの安倍政権TPP加盟などについてもふれたいところですが、今回は前回の記事の続きとなります。
現地時間の19日夜(日本時間20日午前)、ボストン爆弾テロの実行犯とされ逃亡していたジョハル・ツァルナエフ容疑者(19歳)の身柄を警察当局は拘束した。
米メディアによれば、容疑者はボストン近郊ウォータータウンの住宅敷地に保管されたボートの中に隠れていたところを、警察が包囲の末、拘束した。死傷者170人以上を出し、米社会を揺るがしたテロは発生から5日目に解決に向かった。
容疑者拘束の一報を受け、ボストンのフェンウェイ(Fenway)地区の通りには約200人が集まるなど、多数の市民が街中に繰り出し、口々に大声で「USA! USA!」と叫んだ。車の屋根に上ったり、通りで踊り出す人たちの姿もあった。
容疑者は自爆テロをせずに、生け捕りにされたと言う事ですね。
(2)「大本営発表」が「嘘の代名詞」となった歴史を忘れてはいけない!
こうした御用メディアの報道を鵜呑みにして、口々に大声で「USA! USA!」と叫んでいるような人々が、米帝の侵略戦争を「正義の戦争」「テロ撲滅戦争」などと錯覚して、熱狂的に支持するのである。
そして、ここ日本にもそうしたレベルの人々がたくさんいる。だから石原慎太郎のような好戦的な男が熱狂的な支持を受ける。
敗戦後「大本営発表」が「嘘の代名詞」となった歴史を忘れた人々、そもそもそうした歴史を知らない人々が多すぎる。
基本的に多くのマスコミは、権力の御用メディアだと考えて、報道を鵜呑みにせず、疑って報道に接する必要がある。
教師としての私の教育目標は、「権力に騙されない若者の育成」である。
(3)ジョハル・ツァルナエフ容疑者
ですから、ジョハル・ツァルナエフ容疑者を、ボストン爆弾テロの犯人と決めつけるのは早計です。
それにしても、イケメンですね。ジャニー喜多川のセクハラに見事耐えれば、ジャニーズ事務所でメジャーデビューも夢ではないかも。
しかし、ジャニー喜多川も81歳ですから、セクハラするPOWERもDOWNしているかもしれません。
彼は、満州事変が起きた約一ヶ月後の1931年10月23日に。アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルス市に生まれた。
さて、ジョハル・ツァルナエフ容疑者の話に戻ります。

↑画像:タメルラン・ツァルナエフ(右)とジョハル・ツァルナエフ(左)の両容疑者。
兄のタメルラン容疑者は19日、銃撃戦の末に死亡した。
兄弟の成育歴を巡る情報は錯綜(さくそう)している。米メディアの報道を総合すると、2人の両親は、ロシア南西部のチェチェン共和国出身だが、独立派武装勢力とロシア軍の紛争やイスラム過激派のテロから逃れるため国外に移住。2人はキルギスなどで生まれ、カザフスタンで幼年期を過ごした。両親とジョハル容疑者の3人は2002年、兄のタメルラン容疑者はその数年後に渡米。両親とジョハル容疑者は昨年9月に米市民権を取得し、タメルラン容疑者は取得手続き中だった。
ただ、これらの報道がすべて正しいかどうかは判らない。
(4)タメルラン・ツァルナエフ(右)とジョハル・ツァルナエフ(左)の両容疑者の冤罪の可能性
現在ロシアにいる兄弟の両親が、ロシアのテレビの取材に対して、「2人はテロ容疑者のぬれぎぬを着せられている」「無実である」「ボストンで爆撃などしていない」「天使のような息子だった」などと語った。
'My sons never do bombing!' Boston bombers' screaming father denies 'angelic' sons' actions as mother insists her '100 per cent innocent' sons are being framed

↑画像:タメルラン・ツァルナエフとジョハル・ツァルナエフの両容疑者の母親

↑画像:タメルラン・ツァルナエフとジョハル・ツァルナエフの両容疑者の父親
日本のマスコミは一部の例外を除き、両親の主張を報道しない。この兄弟が犯人と決めつけたような報道をしている。
(5)オバマ大統領声明「解明すべき点多い」
アメリカ東部のボストンで起きた爆破テロ事件で逃走していた容疑者が拘束されたことを受けて、オバマ大統領は声明を発表し、「まだ明らかになっていない点が多く残されている」として、背景や動機など事件の全容解明に努めるよう捜査機関に指示したことを明らかにしました。
ボストンで15日起きた爆破テロ事件で、逃走していた19歳の容疑者が拘束されたことを受けて、オバマ大統領は現地時間の19日午後10時すぎ、日本時間の本日20日午前11時過ぎにホワイトハウスで声明を発表し「どのような目的があったにせよ、容疑者のたくらみは失敗した。アメリカ国民がテロにおびえることを拒否したからだ」と述べました。
そのうえでオバマ大統領は、「なぜアメリカで育った若者がこのような暴力に訴えたのか、またどのように事件を計画したのかや、何らかの支援を受けたいたのかどうかなど、まだ明らかになっていない点が多く残されている」と述べ、FBI=連邦捜査局などの関係機関に、引き続き事件の背景や動機など全容の解明に努めるよう指示したことを明らかにしました。
さらにオバマ大統領は、「世界中から移り住んだ人たちを歓迎するというアメリカの精神は持ち続けなければならない」と述べ、容疑者の男2人が、ロシア南部の出身で、イスラム教を信仰していた可能性があるとの情報を念頭に、事件が民族や宗教による差別的な扱いにつながることのないよう国民に冷静な対応を呼びかけました
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「273.ボストン爆破テロには、いかなる意味が込められているのか?」に続く。

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