24.アフガニスタン紛争は、なぜ起きたのか?

(1)イエメンのアルカイダ

転載START(一部改変)

 2011年8月24日の「NHKニュース9」(大越健介キャスター)は、「イエメンには5000人のアルカイダがいて恐怖政治をしいている」「イエメンはかつてのアフガニスタンのようにテロリストの温床となっている」と再び「アルカイダ」の脅威を「ニュース報道」の形で流した。

 米軍に殺害されたといわれるオサマ・ビン・ラデインの元ボディ―ガードを再度登場させ、スパイと疑われて監禁され5日間食事もらえず20回の鞭打ちの拷問を受けたと証言する少年の映像を流した。

 オサマ・ビン・ラデインのボディ―ガードであったというイエメン在住の男性のインタビューを基に、オサマ・ビン・ラデイが殺害されても「アルカイダ」指導部は逆に強化され「戦闘能力は以前よりも高まっている、近いうち大規模なテロを実行する知れない、と元ボディ―ガードの話が正しいとの前提で何の検証もせず「ニュース」の形で報道した。

 「アルカイダ」はもともとアフガニスタンを侵略した旧ソ連軍に対抗するために米CIAが資金と武器と人材を提供して育てた武装組織であり、旧ソ連崩壊後は米国防総省と米CIAによる「対テロ戦争」を開始する「きっかけづくりの駒」として使われてきたのです。

 「アルカイダが近いうちに大規模テロを実行する知れない」というのは米CIAが以前から盛んに宣伝している事です。

 なぜならば、1929年の世界恐慌の矛盾を第二次世界大戦で解決したように、米国支配層は米国発の「世界金融恐慌」が勃発した場合、「第三次世界大戦」を「アルカイダ」のテロやイランの核開発や北朝鮮や中国の挑発を口実として勃発させようと計画しているからです。

▼ 米国政府の1000兆円政府債務の元凶は「軍事費」と「投機資金」の二つ!

 米国が10年前に始めたアフガニスタンとイラクへの侵略戦争に投下された軍事費はおそらく総計1000兆円規模になるでしょう。

 また強欲なユダヤ国際金融資本に米中央銀行FRBが印刷して供給したドル紙幣は投機資金として6京円(60,000兆円)以上が世界中にばらまかられいつ爆発するかも知れない「時限爆弾」として今でも埋まっています。

 米国政府の1000兆円に上る政府債務の元凶は、米国の戦争に浪費された「軍事費」とFRBが増刷しユダヤ国際金融資本に供給した「投機資金」の二つなのです。

 オバマ政権が共和党との間で10年間で2.4兆ドル(約185兆円)の歳出削減額を約束した中身は、軍事予算の削減と共に医療や教育費や福祉予算の大幅削減が入っていますが、4000万人がフッドスタンプ(無料食糧援助)を利用し9.5%の失業率の米国でさらに医療や教育費や福祉予算を削減するのは全く間違っているのです。

 オバマ政権が今すべきことは、「アルカイダ」の勢力増強とテロの危険を煽って軍事予算削減を阻止するのではなく、「米国の戦争」を直ちに止め、米国社会をむしばむがん細胞=軍産複合体を解体する事なのです。

 またオバマ政権が今すべきことは、ロスチャイルド系とロックフェラー系投資銀行が100%株を持つ純然たる民間銀行である中央銀行FRBを国有化し国民の手に取り戻すべことです。

 FRBの国有化によってユダヤ国際金融資本から「財布」を取り上げるべきなのです。

 FRBも日銀も事あるごとに「金融の政治からの独立」を主張しますが、要するに彼らは政府の命令に従うことなく勝手に紙幣を増刷してユダヤ国際銀行に供給する「自由」を確保していたいだけの話なのです。

▼ 「9・11事件」は「米国政府の自作自演」だった!

1)イタリア元大統領の発言

イタリアのフランチェスコ・コシガ元大統領は、2007年11月30日発行のイタリアの日刊紙「コリエル・デラ・セラ」のインタビュー記事の中で次のように発言しています。

①「9.11事件」は「米国政府の内部犯行だ」

②「イタリアの中道左派の最先端の人々は、この大規模な攻撃がアラブ諸国に非難を向け西側諸国をアフガニスタンとイラクの戦争に参加させるためシオニスト(イスラエル民族主義者)の世界的グループの協力の下、米CIAとイスラエル諜報特務局により計画され実行されたということを熟知している。

③この情報はアメリカ、ヨーロッパの民主勢力に共有されている。

2) アーロン・ルッソとニコラス・ロックフェラーの会話

アメリカの映画監督アーロン・ルッソ氏は、2007年ジャーナリストアレックス・ジョーンズとのビデオインタビューを公表した。

「9.11事件」発生の11ヶ月前にロックフェラー一族でCFR(外交問題評議会)の上級メンバーであるニコラス・ロックフェラーから次のような話を聞かされたと驚くべき内容を暴露しています。

「ロックフェラーの友は、911を事前に予告した」 アーロン・ルッソ(1/2)

①これから「ある出来事」が起こる。

②「ある出来事」によって米軍はアフガニスタンに侵攻する。

③さらにイラクに侵攻して油田を確保して、中東に米軍基地を構築してこれらの地域を「New World Order」に取り込む。

④これらの米軍侵攻の全てが「巨大なでっち上げ」である。

⑤ニコラス・ロックフェラーのグループに参加するよう勧誘された。

アーロン・ルッソ氏はインタビューしてから半年後の2007年8月にその6年前から患っていた膀胱癌で64歳で死去しました

転載終了

NHKが今度は「NHKニュース9」で「洗脳報道」!

(2)アメリカのアフガニスタン侵略戦争の真の目的

2001年10月にSTARTしたアメリカのアフガニスタン侵略戦争の真の目的は何か。それは「世界中でテロ活動を行ったとされたオサマ・ビン・ラディン一派の逮捕とそれをかくまうタリバンの撃滅を通じて世界からテロを撲滅する」といったような単純なものではなかった。

オサマ・ビン・ラディン

 その真の目的は第1に「テロ組織の撲滅」などではなく、それを口実とした軍事侵略によるアフガニスタンのタリバン政権の暴力的打倒と親米政権の樹立、及びその過程を通じて中央アジアやカスピ海周辺諸国、中東諸国への侵略と侵略戦争態勢を全面的に強化することであった。

 アメリカはアフガニスタン侵略戦争の過程で、「テロ組織やそれを支援する国家の側に立つのか、アメリカとともにテロ撲滅のために戦うのか」という二者択一を迫り、アメリカに協力する国に対しては援助を全面的に投入する約束をして取り込みを図っていった。

 アフガニスタン侵略戦争への協力に反対するパキスタン人民の闘いを押さえ込み、パキスタンを侵略戦争の拠点として確保し、侵略戦争に動員するために、アメリカは98年のパキスタン核実験と99年軍事クーデター以来の制裁の解除、米国製兵器の部品輸出の解禁、債権国会議にも諮らない単独でのなりふりかまわぬ3億7900万㌦の債務返済繰り延べ、IMFの1億3600万㌦の融資承認、諸経済支援加速などを矢継ぎ早にパキスタン政府に約束した。

 中東諸国に対しても援助と恫喝の「アメとムチ」の政策によってサウジとアラブ首長国連邦のタリバン政権との断交、アメリカの軍事作戦支援を約束させた。かつてビン・ラディンを保護していたスーダン(2011年に南スーダンが独立)に対しては、同国外交官の入国を制限した国連制裁の解除とスーダンの原油開発に携わる外国企業を米証券市場から締め出す法案を凍結し、米への協力を約束させた。

 イランの取り込み策動も行った。また世界最大のムスリム人口を有するインドネシアに対しては、さまざまな援助を約束して、インドネシア人民のアフガニスタン侵略戦争反対の闘いを抑え込ませようとした。

 そして極めて重要なことは、アメリカが将来の援助の約束や国内のイスラム急進勢力の資産の凍結を行うことなどと引き替えに、タジキスタンとウズベキスタンにアフガニスタン侵略戦争のための軍事基地を確保したことだ。

 とりわけウズベキスタンは当初、米軍の後方支援基地としてハナバード空軍基地の使用を許可したと言われているが、実際には輸送機だけでなく爆撃機や戦闘機も配備され、米軍の空爆や特殊部隊投入の拠点となることが明らかになっていった。

 ハナバード空軍基地はアフガニスタン国境までわずか200㌔㍍の位置にあり、かつてソ連がアフガニスタン侵攻の拠点として使用した中央アジア最大の空軍基地である。

 この基地の使用が可能になったことは、サウジやパキスタンの基地が両国人民の侵略戦争反対運動の爆発によって軍事作戦の拠点としてフルに活用することが困難になっているために、決定的な意味をもった。

 アメリカは対アフガニスタン攻撃の拠点として空港や領空を利用する見返りに、米軍が長期的にウズベキスタンを防衛することを示唆する内容を盛り込んだ声明を2001年10月12日にウズベキスタンと共同で発表し、米・ウズベキスタンの準安保同盟関係が成立したことを明らかにした。

 これによってアメリカはアフガニスタン侵略戦争の拠点を確保しただけでなく、中央アジア侵略の決定的軍事拠点を旧ソ連邦諸国の中に確保し、この地域におけるロシアとの戦略的競合関係を決定的にアメリカに有利に転換したのだ。

 その上でアメリカは、北部同盟への支援を開始して取り込みを図る一方で、タジク人を中心とした北部同盟が首都カブールを米軍に先んじて占領しないように、カブール北部の戦車200両、数百の重火器をもつタリバン主力の機甲・砲兵部隊に対する攻撃を遅らせた。

 これは「タリバン後」の元国王、ザヒル・シャーを軸とした親米政権構想をアメリカ主導で実現しようとしたからだ。アメリカはアフガニスタンに親米政権を樹立し、戦後の復興過程に全面的に関与することによって、中央アジアやカスピ海諸国への侵略拠点を構築しようとした。

 このようにアメリカのアフガニスタン侵略戦争は、この地域のアメリカによる独占的支配体制の暴力的確立を目指したものだった。

 アメリカのアフガニスタン侵略戦争の第2の目的は、パレスチナを始めとする全世界のイスラム諸国における民族解放闘争の総せん滅である。

 なによりもそれはパレスチナ解放闘争の圧殺を目指すものだ。パレスチナ解放闘争は全世界のイスラム諸国人民にとってアメリカ・イスラエルのせん滅攻撃と真正面から対決して英雄的な民族解放・革命戦争を切り開く牽引車としての位置を占めている。

 それは帝国主義の民族抑圧と植民地支配の恐るべき実態を全面的に暴くとともに、新たなインティファーダ開始以来の大衆的武装闘争と本格的武装闘争の結合と発展の闘いによって、それを根底から粉砕する展望を全世界のイスラム諸国の被抑圧人民に指し示した。

 イスラム諸国人民はアメリカとイスラエルの虐殺攻撃に対するパレスチナ人民の怒りを共有し、「テロ絶滅」を口実として全世界の民族解放闘争の絶滅攻撃に鋭く反応し、反撃の闘いに続々と決起した。

 だからこそアメリカのブッシュ政権とイスラエルは、パレスチナ人民の武装闘争に対し、「テロ根絶」を合い言葉に総せん滅攻撃をいっそう強化していったのだ。

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Comment

planz #-

写真の件

 お世話様です。
この写真の件、私もちょうど気にしていたところです。
酷いですね~。言われてみれば完全に下手な合成ですもんね。
こんな物でもアメリカが出したって言えば日本国民は素直に信じるんですよね。
だいいち、遺体を引き取るところが無いからって海に投げ捨てるなんてどう考えてもあり得ないですよね。本当だったら間違いなく持ち帰って見せしめに市中引き回しでしょう。
こんなお粗末な工作をするとはアメリカも落ちぶれてますね。
信じる人間もかなりのものですが。

2012/01/30 (Mon) 02:43 | URL | 編集 | 返信

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