244.「ISD条項は国内法よりも強い」ことを多くのマスコミが隠蔽しようとしているのはなぜか?

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↑画像:2013年03月16日に再開されたJR石巻線浦宿駅

(1)JR石巻線渡波~浦宿間 2013年03月16日に運転再開

243番の記事をUPして、入浴後、約1時間眠り、日曜日だというのに職場へ行った。

東日本大震災で被災したJR石巻線渡波~浦宿間6.5キロの運転を 3月16日に再開しました。石巻線渡波~浦宿間では万石浦沿いの浦宿駅付近のホームや線路を護岸工事に合わせてかさ上げしました。 

(2)2013年3月17日放送 NHK『週刊ニュース深読み』

 そう、仕事に行っていたので、この番組をLIVEで見たわけではない。

 公約違反・嘘つき・売国奴の安倍晋三首相が発表したTPP参加交渉について、MHK解説委員、東大教授、そして二人の芸能人、そして金子勝氏が議論した。金子勝氏の意見が一番的を射ていたと言う。

 金子氏の発言によれば、2012年11月にバリで行なわれたASEAN会合で、アジアの包括的な経済連携を進めようと言う事が合意された。

 TPPに対抗する形でRCEPも本格的に話が進み始めた。アメリカ主導での貿易ルールを嫌って、ASEAN・中国が中心になって動いている。

この日の金子発言を私にウェブ上で教えて下さったまるこ姫はブログでこう主張している。

<転載開始>

 私はTPPよりも日中韓FTAを早期に進めるべきだと思うし、RCEPでアジアの国々主導でルールを作るべきだと思う。そこにアメリカが入ってくるなら、アメリカ側がアジア諸国のルールにあわ せてくださいよ、というのが正しい道筋だろう。

 アメリカの都合に合わせたTPPよりも、アジアの都合を最優先した方が日本にはメリットがあるのではないか。

 アジア圏は、日本と気候も農業規模も風土も良く似ている。アジア主導でルールを作って連携して、それにアメリカを取り込めば、アメリカも自国のルールを押し付けることもないだろうし、アジア圏が結束した方が、どれだけましか。

 ちなみにRCEP(アールセップ)とは、ASEANに属するタイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、ラオス、ミャンマー、カンボジアの10ヵ国、および、日本、中国、韓国、インド、オーストラリア、ニュージーランドの6ヵ国、合わせて16ヵ国。

 TPP11カ国に対して、RCEPは16カ国だ。どうも、TPPとRCEPの戦いの様相を呈してきた。

 しかしTPPには中国も韓国もインドもASEAN諸国の多くも参加していないから日本にとってどれだけのメリットがあるのだろう。

 どう考えても日本はアメリカの家来だな?(笑)

<転載終了>

(3)「ISD条項は国内法よりも強い」ことを隠蔽しようとするNHK

 この日のNHK『週刊ニュース深読み』で慶大の金子勝先生がTPPのISD条項について触れようとした時、アナウンサーがすぐに話を遮ったと言う。

(4)「ISD条項は国内法よりも強い」ことを知られたくない支配層

ISD条項はもともと途上国の司法制度の不備を理由として、途上国の司法を排除することを目的としている。したがって、その狙い自体が途上国の司法主権を排除することになる。

 自国の資本家の投資のために、締結国の司法主権を排除するのである。

前述の通りの理由なので、先進国には不必要である

そもSもISDは、英語の「Investor(投資家) State(国家) Dispute(紛争) Settlement(解決)」の頭文字の略称で、「国家と投資家の間の紛争解決」という意味になる。要するに企業や個人の投資家を保護するためのルールである。

ISD条項は国内法よりも上位<ISD条項は国内法よりも強い>」「ISDは米国優位」と指摘されている。

(5)私が話をした有名人FILE 4 金子勝

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↑画像:金子勝

 昨日<3月17日>の当該番組でも、マスコミが積極的に取り上げようとしないTPPのISD条項について触れようとしたり、こちらも余りマスコミが取り上げないRCEP(アールセップ)について語ったりしていて、実に好感が持てる。

 金子勝とは2~3回話をした。所属している労組の講演会で、講演終了後の質疑応答で話をさせて頂いたのが最後である。

私が米国債を売って日本の再建をと言う主張をしたら、「お気持ちはよく解りますが」と前置きをした上で、それに難色を示した。

 いくら骨のある学者でも、これには難色を示すだろう。

「米国債を売りたい衝動に駆られる」と言った趣旨の発言をした政治家が不審死しているしね。

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