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1769.ベネズエラクーデターの目的は?

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↑画像 2019年正月・晴れ着<振り袖>特集37 山本彩

(1)ベネズエラクーデターの目的は?

 2019年1月26日の7本目です。「1762.ベネズエラでアメリカ合衆国が画策するマドゥロ大統領追放のクーデターが起きるのか? PART3」の続きです。もうクーデターは事実上起きてしまったと言えます。ですから今回のタイトルは、「ベネズエラクーデターの目的は?」です。

 mko‏さんのツイートにある通り、ベネズエラクーデターの目的は、ベネズエラの国有企業を私有財産化して米国に安売りする事でしょう。

(2)チャベスの妥協

よーすけ‏ @yoshimichi0409 ベネズエラでは、大地主や買弁資本家などごく少数の植民地時代からの寡頭勢力が富の大半を独占してきた。本来ならチャベスは土地革命と国有化でこれを変革すべきだったが、妥協し石油収入を民衆の生活改善に充てる事に終始。支配層がクーデターを企てる素地を残した事は否定し難い。
https://twitter.com/yoshimichi0409/status/1088978169028272128

(3)マスコミに載らない海外記事 2019年1月24日 (木) ベネズエラ大統領を任命したワシントン 転載記事 赤文字・太字は福田元昭の判断

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/01/post-2445.html

2019年1月23日 Paul Craig Roberts

 2016年以来、一片の証拠もなしに、ロシアによるアメリカ選挙干渉を言い立てるアメリカ売女マスコミを聞かされた後、よもやワシントンが他国の選挙に干渉するだろうとは人は思うまい。

 不幸にも、そうではないのだ。ワシントンは決まったように干渉するのだが、今回、単なる干渉をはるかに超えた。ワシントンは今日(2019年1月23日)、ベネズエラで選出された大統領ニコラス・マドゥロは、もはやベネズエラ大統領ではないと宣言した。ベネズエラ国民ではなく、ワシントンが、誰がベネズエラ大統領かを決めたのだ。選出された政府は「違法」、だと宣言して、トランプ大統領は、絶対的命令により、ベネズエラ人を大統領に選んだのだ。「今日、ベネズエラ国民議会議長フアン・グアイドをベネズエラ暫定大統領として私は公式に認める。」

https://www.rt.com/news/449533-trump-recognizes-venezuela-opposition/

 明らかに、グアイドはワシントンの言いなりで、そうでなければワシントンは彼を選ぶまい。

 マドゥロは、前任者チャベスと同様、アメリカの大企業と金融権益ではなく、ベネズエラ国民を代表するという許し難い罪を犯した。ワシントンは、ラテンアメリカの人々の代理を務めるラテンアメリカ政府は認めない。アメリカ海兵隊のスメドレイ・バトラー大将が言った通り、彼と彼の海兵隊員は、ユナイテッド・フルーツ社とアメリカ銀行の投資のために、ラテンアメリカを安全にしたのだ。

 それで今、ベネズエラには、二人大統領がいる。ワシントンによって任命された一人と、国民に選出された一人。ワシントンが、同じことを、ロシアや中国やイランやシリアやトルコやインドにするのは、いつだろう?

 ワシントンは、アルゼンチンで、改革主義者の女性大統領を陥れて権力の座から排除し、右翼のワシントン操り人形に置き換えるのに成功した。

 ワシントンは、ブラジルの改革主義政党の大統領たちを陥れ、権力の座から排除し、投獄し、右翼のワシントン操り人形を据えるのに成功した。

 ワシントンはエクアドルで改革主義政府を処分し、ワシントンの操り人形を据えて、ジュリアン・アサンジに対して、彼を利用することに成功した。

 ワシントンは、排除後そのウソは崩壊したものの、社会主義候補者になる可能性があったドミニク・ストロスカーンを強姦なる嘘の罪状で排除し、フランス選挙に干渉した。

 左翼のアメリカ人は、チリでのアジェンデ政府打倒についてワシントンに責任かあるとしている。
これに関しては私の意見は違うが、それでも、これも同じパターンだ。

 ボリビアの改革主義政府は、同様にワシントンの圧力下にある。

 どういうわけか、世界の他の国々は、ワシントンによる他国内政に対する大規模干渉に憤激しない。ロシアのウラジーミル・プーチンさえ、ロシア選挙やウクライナ選挙で、ワシントンの干渉を受け入れている。ワシントンのいじめは、イスラエルのいじめのように、何らかの方法でそれを受け入れなければならないにはあまりにも過度に強力な国にとって受け入れられる。

 ロシアはベネズエラに空軍基地を設置する予定だった。空軍基地を守るという口実で、明らかに反逆者のフアン・グアイドと、ベネズエラではなく、ワシントンに仕える彼の政党全体を逮捕する間、ロシアは精鋭軍隊をマドゥロのために配置できるはずだった。ワシントンに忠実な裏切り者連中に包囲される中、マドゥロは、一体どうして支配することができるだろう?

 中国も同じく、ベネズエラとのつながりがあり、その出資金を守るため精鋭部隊を送ることができたはずなのだ。

 だが何も起きない。

 チャベスが大統領に選ばれた際、ワシントンはチャベスを打倒するため、ベネズエラ・マスコミを依然支配していたワシントン同盟者である古くからのスペイン系ベネズエラ人エリートを利用した。だがワシントンがチャベスを殺せる前に、ベネズエラ軍と国民が介入し、大統領としてのチャベスの解放と復職を強いた。裏切り者連中を逮捕する代わりに、チャベスは彼らを自由にし、今その連中が、チャベス後継者に対して、状況を悪化させている。

 ラテンアメリカ人であれ、どのような改革者であれ、旧体制が残されたままでは、普通の人々にとっての改革も、革命も、進歩もあり得ないと言ったカール・マルクスの正しさを理解し損ねている限り、ラテンアメリカ人ではなく、ワシントンがラテンアメリカを支配するだろう。

 Paul Craig Robertsは元経済政策担当財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

 ご寄付はここで。https://www.paulcraigroberts.org/pages/donate/

記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2019/01/23/washington-has-appointed-a-president-for-venezuela/

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 またまた暗澹たる出来事。国民・自由、統一会派結成へ=玉木、小沢氏が合意

 ロシア・ゲートについては、宗主国大本営広報部の虚報を、そのまま、しつこく垂れ流し続ける属国大本営広報部、この暴挙は報じているのだろうか?冷静に考えれば、官邸の主も、実態は日本版フアン・グアイドを宗主国が据えつけてくださっているのでは?

 旧体制が残されたままでは、普通の人々にとっての改革も、革命も、進歩もあり得ないと言ったカール・マルクスの正しさを理解し損ねている限り、日本人ではなく、ワシントンが、日本を支配するだろう。

 属国は他にもある。孫崎享氏の今日のメルマガ題名は下記の通り。

米国がカナダ政府にファーウェイ孟副会長の身柄引き渡し要請でカナダ政府は板挟み。環球時報は社説で、米国へ引き渡した場合には「中国の猛烈な報復に遭うことが予見できる」と報復措置を示唆、中国は米国に次ぐ貿易相手。加大学外国人学生の33%は中国人。

 で、カナダのフリーランド外相は22日、米メディアのインタビューで「孟氏の拘束はもっぱら刑事司法の問題。政治問題化する考えには、強く反対する」と語った。という。このカナダ外務大臣については下記記事を翻訳した。『世紀の売却』という分厚い彼女の著書翻訳、15年前購入したが、いまだに読んでおらず、読む予定もない。高価だったので捨てられずにいる。翻訳が出る前に、原書も購入していたが、一ページも読まないまま、最近廃棄した。

クリスティア・フリーランド: 在オタワ・キエフ外務大臣

(4)櫻井ジャーナル 2019.01.26 米政権がベネズエラでクーデターを仕掛けている(1/3) 転載記事 赤文字・太字は福田元昭の判断

 アメリカのドナルド・トランプ政権もベネズエラのニコラス・マドゥロ政権を倒そうとしている。今年(2019年)1月23日には国民議会議長のフアン・グアイドを「暫定大統領」だと宣言、その「暫定大統領」をアメリカ政府は承認した。合法政権を倒し、新自由主義を導入して石油資源をはじめとする利権を手にしようという露骨な内政干渉であり、侵略行為だ。

 昨年9月8日付けのニューヨーク・タイムズ紙に掲載された記事によると、​ドナルド・トランプ政権は17年からベネズエラの反体制派の将校と秘密裏に会い、マドゥロ政権の転覆について話し合っている​。

 2017年7月、CIA長官だったマイク・ポンペオはベネズエラの「移行」が期待できるとアスペン治安フォーラムで語っているが、これは口先だけではなかったと言えるだろう。

 翌月の8月にトランプ大統領はベネズエラへの軍事侵攻を口にし、​ニッキー・ヘイリー国連大使はベネズエラに対して「独裁制」を許さないと語った​。

 しかし、歴史を振り返れば、大多数のアメリカ政府は巨大資本の意向を受けて民主的な政権を倒し、独裁体制を樹立してきたことがわかる。アメリカ政府がいう独裁制とは巨大資本のカネ儲けにとって邪魔な体制を意味する

 2018年5月22日にベネズエラ政府はトッド・ロビンソン米大使と上級外交官のブライアン・ナランジョに対し、「軍事的な陰謀」を目論んだとして48時間以内に国外へ出るように命じた。アメリカ国務省はベネズエラ政府の主張を否定していたが、クーデターが計画されていたとしても不思議ではない状況にあったことは間違いない。この年の8月にカラカスで行われた軍事パレードでは爆弾を搭載した数機のUAV(無人機)があった。(つづく)

(5)福島事故直後、11歳の少女が100mSv被爆していた

福島事故直後、11歳の少女が100mSv被爆していたことが報告されていた 〜 甲状腺がんリスクは国の基準100mSv以下でも増加している シャンティ・フーラ 時事ブログ
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=186867

↑ずくなしの冷や水 デマを流した科学者の責任追及を強めましょう
http://inventsolitude.sblo.jp/article/185426987.html

デマを流した早野龍五や菊池誠は殺人鬼!

★晴天とら日和 (SEITEN TORA BIYORI) 【福島事故直後】11歳少女、100ミリシーベルト被ばく+【ミンミン党と自由党合流!】
http://blog.livedoor.jp/hanatora53bann/archives/52325768.html

★福島原発事故直後に、11歳女児が100ミリシーベルトの被曝か!?政府が「100ミリシーベルトに達した子どもはいない」と発表してきた中で! 2019年1月22日 ゆるねとにゅーす
https://yuruneto.com/hukusima-100miri/

★ずくなしの冷や水 11歳少女、100ミリシーベルト被ばく 福島事故直後のことを8年経ってまず確認だとは!
http://inventsolitude.sblo.jp/article/185434081.html

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↑画像 100mSv被爆したのはこの女の子だろうか? 完全防備の大人に対して、まったくの無防備の女の子。この写真を見ると涙が出てくる。 2011年3月 福島県


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