159.今日<2012年9月10日>から「自殺予防週間」、これに署名した松下忠洋大臣が自殺するっておかしくないですか?

(1)はじめに
お二人の方々からコメントを頂きありがとうございます。その返事を書く余裕もないのに次の記事を書くことをお許しください。信じて頂けないでしょうけれど、何かに突き動かされて書かされている感じです。
(2)「自殺の9割は他殺」
日本の自殺者数については14年連続3万人超えているが、元司法監察医の上野正彦氏は「自殺の9割は他殺」と衝撃的な発言をしている。
日本では年間14~15万人の不審死体が報告されているが、監察医が少なく、内死因が判明するのは十分の一程度なのが実態だそうである。
上野氏の発言を裏付けるかのように、先月自殺で処理された大阪西成区の女医の死因について遺族の申し出が受け入れられ、死因の再調査が行われるとの報道があった。
(3)愛国の松下忠洋
小泉郵政改革に反対し、郵貯300兆円近くの国民財産を米国に流出阻止すべく亀井氏と共に法律の改正に働いていた。
(4)自殺の予兆が感じられない逝去迄数日間の動き
3月7日(金):金融商品取引法(金商法)改正成立を受けた記者会見で「大変混乱した国会の中で成立できたのは大変な喜び。しっかり前進させたい」と、金融改革に熱意を示した。
3月9日(日):出身地の薩摩川内市で選挙ポスターの打ち合わせの後、大臣就任の祝賀会に出席して気分よくお酒を飲み、最終便で空路東京に向かった。
以上のように、自殺の予兆、動機が見られない。7日の「しっかり前進させたい」と言うコメントをしっかりかみしめたい。「しっかり前進させたい」と語った人物がその3日後に自殺をするってあり得ないだろう。「しっかり前進させたい」と言う決意を踏みにじられて、さぞかし無念の思いで逝去されたのではないでしょうか。おっと、松下忠洋大臣がまるで殺害されたかのような書き方をしてしまいました。筆が滑りました。でも、「松下忠洋大臣 他殺」と言う線で推論することは大切なのではないでしょうか。
(5)明日<2012年9月11日>尖閣購入の閣議決定
尖閣購入で明日11日も閣議決定があると言われている。内閣で一人でも反対すれば閣議決定はしないとのこと。
今日、反対派と言われている松下氏が逝去されました。ご冥福をお祈りいたします。
(6)現職大臣の死 今週発売週刊誌で女性問題報道も
民主党代表選が10日、告示され、自民党総裁選もせまり政局が混迷を深めるなか、国民新党出身の松下忠洋金融・郵政民営化担当相(73歳)の自殺の報が駆け巡った。郵政民営化法案に反対した“武闘派”の側面もあった松下氏。今週発売の週刊誌に約20年交際していたとされる女性の記事が掲載される予定だったという。現職大臣の突然の死と関係はあるのか。各方面に動揺が走った。
「しっかりやっていくからな」。松下氏は8、9日に地元の鹿児島県に戻り、懸案の日本郵政の幹部人事について、こう意気込みを語っていたという。
国民新党鹿児島県支部の吉原範雄幹事長(75歳)によると、妻とともに地元入りし、薩摩川内(せんだい)、霧島両市で郵便局関係者のソフトボール大会などに顔を出した。吉原さんは「自殺するようなそぶりはまったくなかった。どういうことなのか…」と驚いていた。
松下氏は旧建設省出身。自民党時代は農水族議員として温厚な人柄で知られたが、コメの輸入自由化や郵政民営化法案に反対する熱血漢の一面もあった。
一度は引退表明したが、国民新党に入党し2009年の衆院選で返り咲く。今年6月、野田第2次改造内閣で金融・郵政民営化担当相となってからは、野村証券などの証券会社が絡むインサイダー取引問題やAIJ投資顧問の年金資産消失事件を受けた再発防止策などの策定に尽力。6月、消費税増税法案で造反が相次いだ際には「政権与党として責任を果たさなければいけない」と話していた。
一方、女性の問題について報じる予定の週刊誌は12日発売号の「週刊新潮」。記事では、約20年間交際していた女性の存在を指摘する予定で、最近、松下氏と女性の間で別れ話が持ち上がり、こじれていたという。同誌編集部は「亡くなられたと聞いて驚いています。お悔やみ申し上げます」とコメントした。
松下氏の自宅がある東京都江東区東雲(しののめ)の54階建てマンション前には、警察車両が相次いで駆けつけた。28階に住む男性(55歳)は「あいさつすると丁寧に返してくれる腰の低い方だった」と話した。マンションのロビーには、松下氏が大臣就任記念に贈られたとみられるコチョウランが飾られていたという。
(7)自殺防止に尽力した松下忠洋大臣が自殺するって、私はあり得ないと思うんですけど。
松下大臣は、8月24日に閣議決定された「自殺総合対策大綱」に署名をしていて、さらに2週間後の今日<2012年9月10日>から始まる「自殺予防週間」にも署名をしていたそうです。
(8)第一発見者が警視庁SP!<転載記事>
松下大臣死去の報道で不思議なのは、 確か、このニュースが出まわった当初、第一発見者は警視庁のSPだった、というものでした。例えば、こんな記事です。
首をつった状態で発見 2012/9/10 18:38
捜査関係者によると、松下金融担当相は首をつった状態で見つかる。発見したのは警視庁SPという。これは共同通信からの配信だったようですが。第一発見者が警視庁SPだったなんて、いかにもきな臭いですよねえ? そりゃ、陰謀というか他殺だって疑っちまうってものです。
しかし、第一発見者は警視庁SPという報道が、確かに初めにあったはずなのです。
ところが、おかしいな? 今ではどの報道を見ても、第一発見者は「妻」ってことになってるのですよ。
しかも、今じゃネットで検索しても警視庁SPが第一発見者だという記事は、ほとんどヒットしないのですよね。見当たらないのは、第一発見者が警視庁SPじゃなく妻だったというのが正しかった、そういう見解になったということなんですかね? もしくは、途中でストーリーが書き換えられたんですかね?
やっぱ、第一発見者が警視庁SPだと権力側に疑いがかかりかねないと、途中で誰かが気付いて書き換えたのですかね?
松下郵政民営化・金融相死亡 自殺か
松下忠洋郵政民営化・金融担当大臣が、10日夕方、東京・江東区の自宅で倒れているのが見つかり病院に運ばれましたが亡くなりました。警視庁は、現場の状況などから松下大臣が首をつって自殺したとみて詳しい状況などについて調べています。
10日午後4時45分ごろ、松下忠洋郵政民営化・金融担当大臣(73歳)が、東京・江東区東雲の自宅のマンションで首をつっているのを買い物から戻った妻が見つけました。松下大臣は病院に運ばれましたが、亡くなったことが確認されました。
警視庁によりますと、松下大臣は、10日午後、外出する予定だったため、秘書と警護担当の警察官がマンションに迎えに行き、インターフォンや携帯電話を鳴らしましたが連絡がとれなかったということです。(以下略)
なるほどねえ。。。警視庁SPは先に異変に気付いただけで、現場を最初に確認したのは妻、ってことにしておけば、警視庁SPが第一発見者、という記述もちょっとした間違いと、そう言えなくもないってワケですかね。
それと、どのメディアでも「自殺の可能性」って報じてるじゃないですか。ってことは、一方では「他殺の可能性」もあるってことですよね?
例えば上の記事で、「警視庁は、現場の状況などから松下大臣が首をつって自殺したとみて」なんて言ってるのは、現場の状況からすると、まず他殺に見えると、いうことだとも思えるのですが、いかがでしょうか。
またナベツネ新聞なんかでは、自殺を思わせる、妻への遺書なんていうアリバイも登場してますよ!
松下金融相、自宅で首つり自殺か…妻宛ての遺書
10日午後4時45分頃、松下忠洋金融相(73歳)が東京都江東区東雲の自宅マンションで首をつっているのを、外出先から帰宅した妻が発見し、119番した。松下金融相は港区の病院に搬送されたが、死亡が確認された。
関係者によると、自宅からは妻宛ての遺書が見つかったという。
警視庁東京湾岸署は、松下金融相が自殺を図ったとみて、詳しい状況を調べている。松下氏は国民新党に所属し、鹿児島3区選出で当選5回。今年6月の野田再改造で郵政改革・金融担当大臣として初入閣した。同党の看板政策である郵政改革などに取り組んだ。
松下氏は旧建設省(現・国土交通省)出身で、93年の衆院選で自民党から初当選。2005年の衆院選で、小泉政権の郵政改革に反対して自民党の公認が得られず落選。09年の衆院選に国民新党から出馬して当選し、民主党との連立政権では、復興副大臣などを歴任した。
遺書ですか。。。自殺であることを匂わせる物証としては王道過ぎというか、チャチくないですか?
いや、本人が書いたという根拠はあるのでしょうかね。そもそも、その遺書なるものって、本当に見つかったんですかね?
(9)福田元昭の解説<松下忠洋大臣他殺説>
(8)の転載記事は今回の件で初期報道を重視している。
初期報道が真実で、後の報道は権力側によって作られたSTORYが幅をきかせ、多くの人々の認識はそのSTORYに収斂されていく。よくあるパターンだ。福知山線事故もそうだったと推測される。
初期報道の時間、私は食場で仕事中だった。職場を出たのは19:30頃だった。遠距離通勤故、帰宅は21:30頃だった。
NHK・BSでは、スポーツ中継の影響を受ける場合を除き、たいてい50分から10分間のニュースを流している。今夜<9月10日>私は21:50のニュースを見ていた。いつもだと、それをそのまま見て<と言うよりたまった雑用を片付けながらそれを聞き流し>、22:00からの世界のニュースをそのまま見る<聞き流す>ことが多い。
ところが今夜<9月10日>は何か物足りなく感じ、久々に「報道ステーション」のオープニングを見た。そこで私は初めて松下忠洋大臣逝去の報道に接した。
その第一報を聞くやいなや、「さっさと雑用を済ませてブログを書け」と言う何かの強い意志を感じた。
ヘッドラインから判断すると、21:50のニュースでは松下忠洋大臣逝去の報道は一切なかったと推測される。
試しに22:50からのNHK・BSのニュースをすべて見たが、この件の報道は一切なかった。この件を余り報道したくないような意図を感じた。
松下忠洋大臣は、日韓スワップ<ジャニーズ系のグループではありません。通貨交換のことです。>見直し姿勢を打ち出し、人権擁護法案やTPPにも反対だったと言われている。
とにかく自殺と決めつけずに、他殺の線で考えてみることも大切です。
最後に原発のことをしばしば取り上げている拙ブログですので、松下忠洋議員の選挙区は川内原発がある鹿児島3区であることを記しておこう。

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