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1301.ひたすら下を向いて文章を読み上げた安倍晋三と、何も見ずに必死に戦争の無意味さを訴えた中学生・相良倫子さん

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↑画像 沖縄全戦没者追悼式 沖縄県糸満市摩文仁 平和祈念公園 平和の詩 「生きる」 浦添市立港川中学校3年 相良倫子(りんこ)さん
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180623-00010006-bfj-soci

(1)逮捕直後の小島一朗の上半身は

 「1300.2018年6月9日に起きたとされる東海道新幹線殺傷事件の報道はフェイクニュースです! PART9 小島一朗の上半身には返り血が付いていない!→小島一朗は殺人鬼ではない!」をUP後、上半身には返り血が付いていない状況は、逮捕直後である事を強調すれば良かったと考えました。そこでそれを強調する部分四カ所を今朝25日に加えました。

(2)本土の皆様、沖縄県に行きましょう!!!

 私は沖縄県糸満市摩文仁にある平和祈念公園に、1998年、1999年、2005年、2008年、2011年、2015年と6回訪れている。

 沖縄全戦没者追悼式の安倍晋三の来賓挨拶の中で、沖縄を訪れる観光客はハワイを訪れる観光客を上回ったという話が出てきました。念の為に書いておきますが、私は安倍晋三の来賓挨拶を評価しているわけではありません。あの来賓挨拶は安倍晋三が考えたのではなく、官僚が考えている可能性が高いのですが。

 それはともあれ、私はかねてより本土の人々の中にかなりいる沖縄の問題に対する無関心な人々を何とか減らしたいと考えてきました。その為の努力として沖縄修学旅行の普及に尽力してきました。535に次の記述があります。

 <535より転載開始>1996年4月に都立小金井北高等学校に異動した際、私は二つの事をこの学校で実現しようと思いました。沖縄修学旅行と男女混合名簿です。二つとも実現させました。それ以降異動した高校は、沖縄修学旅行と男女混合名簿が一般化していました。<転載終了>

 沖縄県に一度も行った事がない本土の皆様、ぜひ沖縄県に行ってみませんか? 行く場合、ぜひ糸満市の沖縄戦跡国定公園の平和祈念公園内に開設された沖縄県平和祈念資料館と、同じ糸満市にあるひめゆり平和祈念資料館をゆっくりご覧頂きたいと思います。更に可能でしたらガマの見学もなさるとよろしいかと思います。

★平和施設・ガイド団体一覧
https://education.okinawastory.jp/guide/

★糸数アブチラガマ
http://abuchiragama.com/

★沖縄のガマ・戦跡案内 - 平和ガイド|平和学習|遺骨収集|沖縄戦| 松永光雄の個人サイト
https://www.heiwa-guide.net/

★チビチリガマ・シムクガマ
http://www.yomitan-kankou.jp/detail.jsp?funcid=3&id=76381&menuid=11954

(3)ひたすら下を向いて文章を読み上げた安倍晋三と、何も見ずに必死に戦争の無意味さを訴えた中学生・相良倫子さん

 沖縄全戦没者追悼式の安倍晋三の来賓挨拶は、ひたすら下を向いて文章を読み上げる有様だった。まあ、いつもの事ですが。この暗愚の宰相はひたすら下を向いてメモを見ないとスピーチができないのだろうか。

 そんな安倍晋三とは対照的に平和の詩の時間に浦添市立港川中学校3年生の相良倫子さんは、何も見ずに必死に戦争の無意味さを訴えた。
 
 相良倫子さんは、生まれ育った島の美しさ、忘れることのない戦禍の悲しみ、平和への誓いなどの思いを、「生きる」というタイトルの自作の詩に込めた。
 

 相良さんの詩は県平和祈念資料館が募った「平和の詩」971点の中から選ばれた。

 うるま市に住む94歳の曽祖母は敗戦前から理容店で働き地上戦を体験した。友人が目の前で被弾して命を落としたことや家族と離ればなれになった話を聞き、相良さんは「戦争の残酷さを感じた。曽祖母の存在から平和や戦争について考える機会が増えた」と振り返った。

 2018年5月に曽祖母が入院したことで、「生きる」を詩のテーマに決めた。「優しく響く三線は、爆撃の轟に消えた」「青く広がる大空は、鉄の雨に見えなくなった」。作品では「戦争の残酷さがより伝わる」と美しい島の現在の情景と73年前の戦場を対比的に描いた

 「戦争は人を鬼に変えてしまうから絶対してはいけない」と教えてくれた曽祖母。「この詩が一人でも多くの人に平和や戦争について考えるきっかけになってほしい」と相良さんは願う。

 2018年6月23日、相良倫子さんは真剣な眼差しで会場を見渡し、力強い口調でこう訴えた。

(4)沖縄全戦没者追悼式 平和の詩 「生きる」全文 浦添市立港川中学校3年 相良 倫子(さがら りんこ)さん

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-06-24/2018062414_01_0.html

 私は、生きている。マントルの熱を伝える大地を踏みしめ、心地よい湿気を孕(はら)んだ風を全身に受け、草の匂いを鼻孔に感じ、遠くから聞こえてくる潮騒に耳を傾けて。

 私は今、生きている。私の生きるこの島は、何と美しい島だろう。青く輝く海、岩に打ち寄せしぶきを上げて光る波、山羊の嘶(いなな)き、小川のせせらぎ、畑に続く小道、萌え出づる山の緑、優しい三線(さんしん)の響き、照りつける太陽の光。

 私はなんと美しい島に、生まれ育ったのだろう。ありったけの私の感覚器で、感受性で、島を感じる。心がじわりと熱くなる。

 私はこの瞬間を、生きている。この瞬間の素晴らしさが、この瞬間の愛(いと)おしさが、今と言う安らぎとなり、私の中に広がりゆく。

 たまらなく込み上げるこの気持ちを、どう表現しよう。

 大切な今よ、かけがえのない今よ、私の生きる、この今よ。

 七十三年前、私の愛する島が、死の島と化したあの日。小鳥のさえずりは、恐怖の悲鳴と変わった。優しく響く三線は、爆撃の轟(とどろき)に消えた。青く広がる大空は、鉄の雨に見えなくなった。

 草の匂いは死臭で濁り、光り輝いていた海の水面は、戦艦で埋め尽くされた。

 火炎放射器から吹き出す炎、幼子の泣き声、燃えつくされた民家、火薬の匂い。着弾に揺れる大地。血に染まった海。

 魑魅魍魎(ちみもうりょう)の如く、姿を変えた人々。

 阿鼻叫喚(あびきょうかん)の壮絶な戦の記憶。


 みんな、生きていたのだ。

 私と何も変わらない、懸命に生きる命だったのだ。

 彼らの人生を、それぞれの未来を。

 疑うことなく、思い描いていたんだ。

 家族がいて、仲間がいて、恋人がいた。

 仕事があった。生きがいがあった。

 日々の小さな幸せを喜んだ。手をとり合って生きてきた、私と同じ、人間だった。

 それなのに。

 壊されて、奪われた。

 生きた時代が違う。ただ、それだけで。

 無辜(むこ)の命を。あたり前に生きていた、あの日々を。


 摩文仁(まぶに)の丘。眼下に広がる穏やかな海。

 悲しくて、忘れることのできない、この島の全て。

 私は手を強く握り、誓う。

 奪われた命に想いを馳せて、心から、誓う。

 私が生きている限り、こんなにもたくさんの命を犠牲にした戦争を、絶対に許さないことを。もう二度と過去を未来にしないこと。

 全ての人間が、国境を越え、人種を越え、宗教を越え、あらゆる利害を越えて、平和である世界を目指すこと。

 生きる事、命を大切にできることを、誰からも侵されない世界を創ること。

 平和を創造する努力を、厭(いと)わないことを。


 あなたも、感じるだろう。

 この島の美しさを。

 あなたも、知っているだろう。

 この島の悲しみを。

 そして、あなたも、私と同じこの瞬間(とき)を、一緒に生きているのだ。

 今を一緒に、生きているのだ。

 だから、きっとわかるはずなんだ。

 戦争の無意味さを。本当の平和を。
 
 頭じゃなくて、その心で。

 戦力という愚かな力を持つことで、得られる平和など、本当は無いことを。

 平和とは、あたり前に生きること。

 その命を精一杯輝かせて生きることだということを。

 私は、今を生きている。

 みんなと一緒に。

 そして、これからも生きていく。

 一日一日を大切に。

 平和を想って。平和を祈って。

 なぜなら、未来は、この瞬間の延長線上にあるからだ。

 つまり、未来は、今なんだ。

 大好きな、私の島。

 誇り高き、みんなの島。

 そして、この島に生きる、すべての命。

 私と共に今を生きる、私の友。私の家族。

 これからも、共に生きてゆこう。

 この青に囲まれた美しい故郷から。

 真の平和を発進しよう。


 一人一人が立ち上がって、みんなで未来を歩んでいこう。

 摩文仁の丘の風に吹かれ、私の命が鳴っている。

 過去と現在、未来の共鳴。

 鎮魂歌よ届け。悲しみの過去に。

 命よ響け。生きゆく未来に。

 私は今を、生きていく。


https://youtu.be/cNVS7ctD1Gs
【沖縄の願い】平和の詩 「生きる」慰霊の日 2018 視聴回数 24,811 回

https://youtu.be/ZO6IROwP-Uw
↑動画 「生きる」 沖縄全戦没者追悼式 2018年6月23日 詩の字幕入り 視聴回数 2,765 回

(5)涙が溢れてきた

 詩が沖縄戦の部分に入ると、NHKの画面は沖縄戦のシーンを流した。何も見ずに必死に戦争の無意味さを訴える相良倫子さんに目を合わそうとしない安倍晋三の有様も流した。最後の方では平和祈念公園の平和な風景を流し、再び相良倫子さんを映し朗読は終了した。そうした構成がこの詩の感動を一段と高めた。LIVEでNHKの画面を見ていた私は涙が溢れてきた。NHK沖縄放送局は事前に詩の内容を知り、効果的なカメラワークを計画したと考えられる。

 弁護士の澤藤統一郎氏は、「この上なく感動的な平和の詩と、この上なく凡庸なアベ来賓挨拶と。」と評した。

紫野明日香‏ @asunokaori こんな感じだったんだ。まともに少女と目も合わせられない総理。
まともに少女と目も合わせられない総理
https://twitter.com/asunokaori/status/1010774837571158016

#RegaindemocracyJP 松陰吉田‏ @Cruisingtrain 沖縄の中学生が「平和の詩」を読んでいる。正面には内地から来た首相がいる。周りにはそのお連れがいる。そして、誰一人、目を合わそうとはしない。沖縄の現実がここにある。中学生の彼女はどれほど辛かったろう。
https://youtu.be/cNVS7ctD1Gs?t=109
DgZUI-3U0AAjONi.jpg
https://twitter.com/Cruisingtrain/status/1010588430185594880

金城 朱香@覚醒しそう‏ @crm_syu 沖縄戦のことを知ってる人が少なくなってきている今だけど、私達若者が絶対風化させないように伝えて生きます。たとえ教科書から消えてしまってもおじーおばーの想いは受け継いでいくからね。#沖縄のことを知ってほしい #慰霊の日 #沖縄
https://twitter.com/crm_syu/status/1010465656972570625

 私は金城朱香さんのツイートにも涙が出てきました。


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↓動画 本田圭佑
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