119.ホルムアルデヒドを烏川に流したのは誰だ?

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(1)2012年5月19日 埼玉県の発表

水質検査をした埼玉県は、群馬県高崎市付近の利根川支流の烏川の上流が発生源の疑いがあると指摘した。

 群馬県内の烏川上流にはホルムアルデヒドを生成する物質を扱う事業者が複数あると説明。

 群馬県や高崎市とも連携し、発生源の特定を急いでいる

烏川とは別の利根川の支流で同県熊谷、行田両市境を流れる福川でも、十八日に取った水から〇・〇一三ミリグラムを検出。福川には烏川の水は流れないため、県は福川流域にも別の汚染源の存在を否定できないとして、詳しい調査を始めた。

(2)烏川 放流した魚がいなくなるという奇妙な事態が起こっていた!

日本最大級の利根川に合流する渓流釣りで有名な烏川<群馬県>は、イワナナやヤマメが釣れるのだが、放流した魚がいなくなるという奇妙な事態が起こっている。

 上州漁業協同組合の関さんは、いつもなら釣竿をたらすと直ぐに釣れるのだという。

 今年は更に釣っても放射性セシウムの問題もあり、放流し持ち帰れない措置をとっているが、川の中に魚は見あたらない。

 一因としてカワウの増量でサカナが多く食べられていることも考えられる。持ち帰られない措置から客も激減し組合は大きな打撃を受けている。

 高崎市にある魚籠屋でも、放射能問題の影響から釣ったものではなく養殖した魚を提供している。店主の新井さんはお客さんが来なくなってしまったと話す。

(3)「分解されやすく過度の心配ない」富山大・田口教授

河川などの水中の有害化学物質の分析が専門の富山大の田口茂客員教授<環境計測学>の話

 水系でこれだけ汚染が広がるのを聞くのは初めて。

 ホルムアルデヒドは塩素と有機物質が結びついて生成されることもあるが、利根川水系の浄水場で一斉に生成されるとは考えにくい。

 上流で何らかの原因で物質が流出したことが考えられる。

 恒常的に摂取すれば別だが、ホルムアルデヒドは短期的には身体で分解されやすく健康に対する過度の心配は必要ない。

 シックハウス症候群のように物質が気化して空気汚染する方が問題だ。

(4)発がん物質であるホルムアルデヒドを噴射

中国・山東省青州市で、収穫後のハクサイの鮮度を保つために発がん物質であるホルムアルデヒドを噴射していたことが先日中国メディアによって報じられた。

 中国新聞社は16日、現地では鮮度維持のためと称してショウガにも国が禁ずる有毒農薬を噴射していると伝えた。

 問題となっている同市東夏鎮は「中国の野菜の里」として知られる寿光市に近く、野菜の生産が盛んだ。大規模な白菜畑のほかに、有機生姜の生産拠点としても有名だという。

 4月末に現地のテレビ局が「ホルムアルデヒドハクサイ」の存在を伝えて注目が集まった同鎮で、今度は「有毒農薬ショウガ」がクローズアップされた。

 記事は、記者が12日に現地を訪れた際に聞いたショウガ栽培農家の話を紹介。生姜が大量に収穫できる10月ごろは市場価格が低いため、半年後くらい貯蔵しておいて値が上がるのを待つのだという。

 どうやって鮮度を保つのか、と尋ねたところ、農家は周囲を見渡したうえで「『六六粉』(BHC)やジクロルボスを使う。『六六粉』は国が販売禁止している違法農薬だ」と小声で語った。

 農家によると夜になるとやってくる販売人から農薬を買うとのことで、農家は「このあたりではみんな使っている」と語った。現地の野菜業界研究所関係者は「違法薬品が低コストであるというのが大きな原因」と分析した。

(5)烏川が流れる群馬県高崎市にある群栄化学工業株式会社のホルムアルデヒド発生量を低減させる画期的発明!

鋳型造型用粘結剤組成物とその製造方法、鋳型造型用砂組成物および鋳型の製造方法

●概要:ホルムアルデヒド発生量を低減できるとともに、粘結剤の硬化速度を低下させずにむしろ高め、所定の硬化時間内で十分な強度の鋳型を製造する。酸硬化性樹脂を含有する鋳型造型用粘結剤組成物において、溶媒により樹皮から抽出された樹皮抽出組成物をさらに含有させる。樹皮抽出組成物がホルムアルデヒド捕捉効果と硬化促進作用とを発現する。樹皮としては、アカシア、ケブラコ、ラジアータパインなどの樹皮が好適である。

●目的:本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、ホルムアルデヒド発生量を低減できるとともに、粘結剤の硬化速度を低下させずにむしろ高め、所定の硬化時間内で十分な強度の鋳型を製造することができる鋳型造型用粘結剤組成物とその製造方法、さらに鋳型造型用砂組成物および鋳型の製造方法の提供を課題とする。

●効果:本発明によれば、ホルムアルデヒド発生量を低減できるとともに、粘結剤の硬化速度を低下させずにむしろ高め、所定の硬化時間内で十分な強度の鋳型を製造することができる。

(6)千葉県では

千葉県の森田健作知事は19日、県内各地で断水が相次いでいることを受け、住民への給水のため自衛隊に災害派遣を要請した。5トンタンク車2台と1トン水トレーラー7台が順次、野田市と八千代市に向かった。

ホルムアルデヒド 地図

(7)ホルムアルデヒドとは

人体へは、粘膜への刺激性を中心とした急性毒性があり、蒸気は呼吸器系、目、のどなどの炎症を引き起こす。皮膚や目などが水溶液に接触した場合は、激しい刺激を受け、炎症を生ずる。

 接着剤、塗料、防腐剤などの成分であり、安価なため建材に広く用いられている。

 しかし、建材から空気中に放出されることがあり、その場合は低濃度でも人体に悪影響を及ぼす、いわゆる「シックハウス症候群」の原因物質のうちの一つとして知られる。

 現在、建築基準法によりホルムアルデヒドを放散する建材の使用制限が設けられている。建材には、F☆からF☆☆☆☆までの放散量によるランクがあり、F☆☆☆☆がもっとも放散量が少ない

(8)千葉県5市35万世帯で断水 ホルムアルデヒド検出問題

2012 5 19 千葉県野田市
↑給水を受けるために集まった市民ら=19日午前10時過ぎ、千葉県野田市中根

19日正午までに取水停止を実施した浄水場
↑19日正午までに取水停止を実施した浄水場

 利根川水系から取水した水道水から国の基準を超える化学物質ホルムアルデヒドが検出された問題で、千葉県の2カ所の浄水場が19日夜までに取水を再開した。県内では5市約35万世帯が断水したが、同日深夜には一般家庭などへの給水が復旧できる見込みだ。

 県によると、同日午後7時半までに断水した世帯は野田、柏、我孫子、八千代、流山の5市で少なくとも約35万世帯。減水は松戸、鎌ケ谷、市川の3市で約20万世帯に達し、市民生活に大きな影響が出た。

 取水を停止していた浄水場のうち北千葉浄水場(流山市)は午後5時半に復旧。栗山浄水場(松戸市)も午後6時40分には取水を再開した。上花輪浄水場(野田市)は取水停止が続いているが、北千葉からの供給で給水はまかなえるという。

 3カ所の浄水場が取水している江戸川では19日午前7時半、野田市の野田橋付近で、1リットルあたり0.26ミリグラムのホルムアルデヒドを検出。国の基準は1リットルあたり0.08ミリグラムで、午後2時半現在では0.06ミリグラムに低下している。

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