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1023.箱根地下原発・奥多摩地下原発・秩父地下原発・軽井沢地下原発と堤義明 PART2

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↑画像 〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原817 旧箱根町立仙石原中学校 乃木坂46「人はなぜ走るのか」PV撮影場所 「人はなぜ走るのか」は2012年8月22日にリリースされた乃木坂46の3rdシングル「走れ!Bicycle」Type-Bのカップリング曲です。本来は校舎の奥に山があるのですが、PV編集時に山をCUTしてしまいました。無粋な事をするものです。
http://blog.livedoor.jp/fumichen2/archives/30340946.html

(1)箱根地下原発・奥多摩地下原発・秩父地下原発・軽井沢地下原発がある場所の共通項は?

 「1022.箱根地下原発・奥多摩地下原発・秩父地下原発・軽井沢地下原発と堤義明 PART1」の続きです。1022はこちら

 箱根地下原発・奥多摩地下原発・秩父地下原発・軽井沢地下原発がある場所の共通項は、横田空域内である事と堤一族に縁がある事です。

(2)横田空域

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↑画像 横田空域

★米軍管轄する「横田空域」 返還されれば羽田-伊丹が30分に
https://www.news-postseven.com/archives/20141001_278896.html

 横田進入管制区、通称「横田空域」は、1都8県(北は新潟県まで、南は伊豆半島中部まで、東は東京都の中野区や板橋区の上板橋や世田谷区等々力などを南北に結ぶ線まで、西は静岡県中部まで)に及ぶ。この広大な空域の航空管制は横田飛行場<横田基地>で行われています。

 「横田ラプコン(RAPCON: Radar Approach Control(レーダー進入管制)の略、)」とも呼ばれる、この空域(2016年現在、最高高度は23,000フィート=約7,010メートル以下)は、アメリカ空軍の管制下にあり、民間航空機であっても当該空域を飛行する場合は、アメリカ空軍による航空管制官の指示を受けなければならない。

 しかし、在日米軍との事前協議によって、飛行計画経路を設定・調整する必要があり、手続きが煩雑である等の事情から、東京国際空港<羽田空港>や成田国際空港を発着する民間航空機の多くは、同空域を垂直軸または水平軸で避けるルートで飛行している。

 アメリカ軍から東京国際空港が返還された1952年当時から、そのような状況下にあったが、近年は航空機の性能向上を背景として、短距離を除く国内線ジェット旅客機の巡航高度は8,000m~12,000mであり、国際線等の長距離路線は更に高高度となっており、後述の空域一部削減の後は、民間ジェット航空機の飛行に大きな影響を及ぼすものではなくなっているともいわれていいる。

 同空域は、1992年に約10%、2008年9月25日に約20%が返還され、現在は高度約7,000mから約2,400mの、概ね西高東低の6段階の階段状となっており、特に西日本方面との航路が集中する南半分(現在、東京国際空港発の航路が集中)については、東部2,450mから西部4,900mと、比較的緩やかな階段状となっている。

 2008年の一部返還により、東京国際空港を利用する民航機が、横田空域を迂回したり同空域を越すための上昇率が減るため、年間約180億円(東京国際空港の再拡張前は130億円)の経済効果があると試算されている。

 約180億円の内訳は、ジェット燃料費削減による効果が約66億円分、飛行時間短縮による運航コスト低減効果が36億円分、旅客利便性向上効果が77億円分とされる。要求上昇率の緩和は、航路距離にもよるがジェット旅客機について、殆ど横田空域の存在を無視できるようになった。

 実際に、横田空域の空域外上空を飛び越すルートの設定が大幅に増え、これにより羽田空港の年間発着回数は約296,000回から407,000回へと増加する。また時間短縮効果は、羽田出発便のうち中国地方・九州北部行きで3分、関西地方・九州南部・沖縄行きで約2分、東京国際空港到着便では、2分以上とされる。

 ただし空域一部返還後は、横田飛行場を南から離着陸する軍用機等は、増加した東京国際空港発着機を避けるため、長い距離を低高度で飛行する必要があることから、飛行経路周辺では騒音被害の悪化を招いている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%AA%E7%94%B0%E9%A3%9B%E8%A1%8C%E5%A0%B4

(3)オスプレイが飛んでいるのは沖縄県だけではありません

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↑画像 横田空域の東の境界 東京の場合

 東京の場合、横田空域の境界は駅でいうと、上板橋駅、江古田駅、沼袋駅、中野駅、代田橋駅、等々力駅のほぼ上空を南北に走っています。世田谷区、杉並区、練馬区、武蔵野市などは、ほぼ全域がこの横田空域内にあるのです。

 この境界線の内側上空でなら、米軍はどんな軍事演習をすることも可能ですし、日本政府からその許可を得る必要もありません。2020年(米会計年度)から横田基地に配備されることが決まっているオスプレイは、すでにこの空域内で頻繁に低空飛行訓練を行っているのです。

 それなのにオスプレイが飛んでいるのは沖縄県だけだと誤解している首都圏住民はかなりいます。

 もしこの空域内でオスプレイが墜落して死者が出ても、事故の原因が日本側に公表されることはありませんし、正当な補償がなされることもありません。


(4)米軍ファントム機・墜落事件

 そのことは、1977年9月27日に同じ横田空域内で起きた、横浜市緑区(現・青葉区)での米軍ファントム機・墜落事件の例を見れば、明らかです。

 このときは「死者2名、重軽傷者6名、家屋全焼1棟、損壊3棟」という大事故だったにもかかわらず、パラシュートで脱出した米兵2名は、現場へ急行した自衛隊機によって厚木基地に運ばれ、その後、いつのまにかアメリカへ帰国。裁判で事故の調査報告書の公表を求めた被害者たちには、「日付も作成者の名前もない報告書の要旨」が示されただけでした。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52721?page=2

(5)卑劣極まりないネトウヨ

 「横田空域」と検索エンジンに入れるとネトウヨが書いた左翼を誹謗中傷する卑劣極まりない記事が上位にくる。

★左翼の間に蔓延する「横田空域神話」のデタラメ
https://togetter.com/li/889098

 この卑劣極まりない記事に出てくる「横田空域は米軍に押さえられていて、日本の民間機は飛べない」と主張している左翼なんて極僅かだと思います。私を含めた多くの革命的左翼は、横田空域を担当している米軍の管制官から許可を得れば、日本の民間機が飛べる事くらい解っています。

 ただ(2)に記載した引用記事にある通り、在日米軍との事前協議によって、飛行計画経路を設定・調整する必要があり、手続きが煩雑である等の事情から、横田空域を飛ばないのです。

 この卑劣極まりない記事は「承認はあっさりと下りる。なので飛べないとするのは誤り。」と書いてありますが、(2)の引用記事から、この右翼の記事のこの記述の方が誤りである事が解ります。右翼! 嘘つくんじゃない!!!!

(6)口封じの歴史・高天原山事変285 横田空域に侵入してきたソ連機

 横田空域を考える上で、1985年8月12日の高天原山事変の際、ソ連機が堂々と横田空域に侵入してきた史実を再認識する事が大切です。

↓動画 乃木坂46 堀未央奈
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