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911.千々石ミゲルがイエズス会を脱退したのはなぜか?

2018 晴れ着 本田望結
↑画像 2018年正月・晴れ着<振り袖>特集15 本田望結

(1)デジデリウス・エラスムス

 「910.マルティン・ルターはイルミナティの手先だったのか?」の続きです。910はこちら

 ネーデルラント出身の人文主義者、カトリック司祭、神学者、哲学者のデジデリウス・エラスムスの主著は、『愚神礼賛』です。エラスムスがロンドンを訪問した際、トマス・モアと知り合い、トマス・モアの家そので1週間で書き上げたとされる。刊行に際してトマス・モアに献呈されている。

 デジデリウス・エラスムスは、その『ユートピア』を著したトマス・モアとの親交や自由意志に関するマルティン・ルターとの論争で知られている。

 エラスムスは、カトリック教会の諸問題を批判しながらも、中道を標榜してプロテスタント側に投じることはなかった。

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↑画像 『1523年のエラスムス』(ハンス・ホルバイン作)

(2)ドイツ農民戦争

 「聖書に書かれていないことは認めることができない」というルターの言葉は、重税を負わされて苦しい生活を送っていた農民に希望を与えることになった。そもそも農民が領主に仕えることも聖書に根拠を見出せないというのである。かつてルターの同志であったトマス・ミュンツァーはこういった人々のリーダーとして社会変革を唱えるようになっていた。

 ドイツの農民暴動自体は15世紀後半から頻発していたが、ルター説を根拠に農民たちが暴力行為に走ると、ルターはミュンツァーと農民たちを批判し、二人は互いに攻撃しあうようになった。1524年、西南ドイツのシュヴァーベン地方の修道院の農民たちが、賦役・貢納の軽減、農奴制の廃止など「12ヶ条の要求」を掲げて反乱を起こし、これは隣接地域へ瞬く間に広がっていった。これが1524年から1525年にかけて起こったドイツ農民戦争です。

 おりから封建諸侯は、神聖ローマ帝国皇帝カール5世によるフランス王フランソワ1世との戦争でイタリアに出征していたので、農民軍は至る所で勝利したが、1925年諸侯軍がドイツに戻り反撃に転じることによって鎮圧された。諸侯による懲罰は過酷をきわめ、約十万の農民が命を亡くしたという。

 ルターはドイツ農民戦争の苦い経験から教会と信徒に対してやはり何らかのコントロールが必要であると考えるようになった。ルターはイルミナティから資金援助を受けているので、本質はこの通り反動的なのです。

(3)シュマルカルデン戦争

 1530年に結成されたシュマルカルデン同盟は、プロテスタントの7諸侯と11都市の同盟です。

 1545年、カトリック側がトリエント公会議を開催し、結束を強めると、翌年シュマルカルデン同盟は、カトリック諸侯連合軍と戦端を開いた。それがシュマルカルデン戦争です。

(4)アウクスブルクの和議

 1555年、ドイツのアウクスブルクで開かれた帝国議会で、プロテスタント(ルター派)の信仰を認めた決定が、アウクスブルクの和議です。ただし「領主の宗教がその地に行われる」という領邦教会制の原則であったので、農民には信仰の自由はなく、領主の信仰に従わなければならなかった。

(5)30年戦争

 「聖書に書いてあることのみを信仰とする」との信念は実を結んだが、まだ市民一人一人に信仰の自由が与えられていたわけではなく、どちらの信仰を選ぶかは各都市や領主の決定に従わなければならないことに不満も残った。

 またカトリックの対抗宗教改革<ex イエズス会の活動>の動きや魔女狩り、宗教裁判も激しさを増した。各地でカトリックとプロテスタントの領邦間の争いも始まり、その他の権力紛争も相まってヨーロッパ中を巻き込んだ30年戦争(1618-1648)に発展した。

 1648年のヴェストファーレン(ウエストファリア)条約でやっと最終的な決着を迎えるとともに、この条約は近代の国民国家の礎となった。

(6)イエズス会陰謀論

 さて(5)で対抗宗教改革の代表例としてのイエズス会の活動が出てきたところで、「910.マルティン・ルターはイルミナティの手先だったのか?」の「(6)覚醒者の限界」で登場したイエズス会陰謀論の話をしましょう。

 イエズス会陰謀論のPOINTは、世界を支配しているのはイエズス会だという考えです。つまりイルミナティといわれている勢力の中で1番POWERがある勢力が、イエズス会だという考えです。ネット有名人で言えば、RAPT氏がこの立場です。

http://rapt-neo.com/?p=22792

(7)紐付きブログ

 キリスト教団をバックにユダヤ陰謀論を吹聴する一派と、彼らに反撃するべく後発の金貸したちが暴露するイエズス会系の陰謀論を吹聴する一派に、陰謀論者は大きく大別されると言われている。

http://blog.livedoor.jp/genkimaru1/archives/1934770.html

 上のリンク先の記事は、更に次の様に書いている。<引用開始>両方の陰謀論を吟味して、事実に肉薄しようとする素人の(=金貸しから資金提供を受けていない)ブロガーもいる。<引用終了>

 ネット界には、紐付きブログが結構あると言う事ですね。日本の現状を憂うある憂国右翼ブログがあったのですが、台湾客家勢力の紐付きブログの様になってしましました。2010年にそのブロガーと話をさせて頂いただけに残念です。

761.日本は台湾系「客家」が支配しているのではないか?
http://ab5730.blog.fc2.com/blog-entry-1012.html

 もちろん拙ブログは紐付きブログではありません。

(8)イエズス会陰謀論の立場の方に申し上げたい事

 「909.マルティン・ルターによる宗教改革のスポンサーは?」の「(6)死の商人」に書いた通り、イエズス会のスポンサーはヴェネチアの黒い貴族です。ですからヴェネチアの黒い貴族の方がイエズス会より、立場が上でありPOWERも強いのです。909はこちら

 故に「910.マルティン・ルターはイルミナティの手先だったのか?」の(1)に書いた通り、ヴェネチアの黒い貴族はイルミナティといわれている勢力の中で1番POWERがある勢力なのです。910はこちら

(9)天正遣欧少年使節

 天正遣欧少年使節は、1582年に九州のキリシタン大名、大友宗麟・大村純忠・有馬晴信の名代としてローマへ派遣された4名の少年を中心とした使節団。4名は伊東マンショ・千々石ミゲル・中浦ジュリアン・原マルティノです。イエズス会員アレッサンドロ・ヴァリニャーノが発案。1590年に帰国。使節団によってヨーロッパの人々に日本の存在が知られる様になり、彼らの持ち帰ったグーテンベルク印刷機によって日本語書物の活版印刷が初めて行われた。その活版印刷による出版物がキリシタン版です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E6%AD%A3%E9%81%A3%E6%AC%A7%E5%B0%91%E5%B9%B4%E4%BD%BF%E7%AF%80

(10)千々石ミゲルがイエズス会を脱退したのはなぜか?

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↑画像 千々石ミゲル

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↑画像 千々石ミゲルを演じた村井良大

 千々石ミゲルは、極悪イエズス会が日本の寺社を破壊し、日本のキリシタンもその破壊活動に加わったので、脱退したのではないかと考えられている。

 千々石ミゲルは「キリシタンは邪法なり。国を奪う謀(はかりごと)である。」と述べたとされる。

 当時イエズス会は人身売買を容認していて、宣教師は奴隷商人と結託し、日本人を海外に輸出していた。千々石ミゲルはそうした状況に嫌気がさして脱退したのではないかと考えられている。

 イエズス会は軍事色が強い組織です。もっとはっきり書けば侵略組織です。故にイエズス会は傭兵を必要としていて、日本人男性を傭兵奴隷として売り飛ばしていた。 中には騙されて出稼ぎのように渡航した者もいた。タイで有名な山田長政も傭兵の一人だ。

 イエズス会はは多数の日本人の奴隷の少女を性的な目的で買い取り、各地に輸出した。

 大量に日本人奴隷が海外に輸出された事実は 、イエズス会の宣教師ルイス・フロイスの記録を読めば解る。

 1587年、豊臣秀吉はバテレン追放令を発布して、イエズス会布教責任者であった宣教師ガスパール・コエリョに人身売買と宣教師の関わりについて詰問した。

 イエズス会の人身売買を学校教育できちんと教えるべきです。

 イエズス会を脱退した事によりミゲルは、イエズス会側から背教者、反逆者として危険視されるようになった。ミゲルの棄教は当時のキリシタン社会や教会に相当な衝撃をもたらした。

 その後刺客に襲撃され重傷を負うという事態にミゲルは遭遇した。このような身に危険が迫るような状況に追い込まれていって、ミゲルは領内から身を隠した。

 つまり千々石ミゲルは、創価学会脱会者が学会員から受ける様な嫌がらせを受けたと言う事です。

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↑画像 「天正遣欧少年使節顕彰之像」の千々石ミゲル 長崎県大村市

★千々石ミゲル、信仰捨てていなかった? 墓付近から聖具 2017年9月8日20時29分 朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASK984W3WK98TIPE01P.html

↓動画 渡辺麻友
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