88.「尖閣諸島買い取り=石原慎太郎の個人的意思=東京都の意思」と認めていいのか?

夏用セーラー服 前田敦子 
↑夏用セーラー服 前田敦子

(1)石原慎太郎

一般の都職員に対しては、過酷な勤務を強いておきながら、自分は週2~3日程しか出勤しない男

それでいながら、私欲のために都民の血税金を盛大に使って来た男息子のために公費を平然と消費し、子分や忠臣らを引き連れて国の内を大名旅行して歩いた男。

 つまり、権力を私物化した男。

諸外国並びに国内の多くの人々から極右でタカ派と思われている男。

数多くの差別発言暴言を繰り返した男。

女性蔑視を表明し、マッチョを気取るが実は軟弱な男。

国旗国歌の強制は憲法に違反するという地裁判決が出た後も、「学校に規律を取り戻すには、統一行動が必要」だという理由で、教職員や生徒への締め付けをつづけると公言した男。

「僕が総理大臣なら、実は百人近くもいるという拉致された日本人をとり戻すためになら北朝鮮と戦争をおっぱじめるよ」(『週刊文春』2002年9月6日号)とか、2002年11月10日、テレビの報道番組に出演して、「日本は堂々と戦争したっていい」といった好戦的な発言をしばしば繰り返すくせに、ベトナム戦争に従軍した際、からっきし意気地 がなかった情けない男。

そのくせ、下手をすると、ベトナムの民衆を殺戮したかもしれない冷酷極まりない、思慮に欠ける男。

新銀行東京の破綻の責任があるにもかかわらず、都民の多くから甘やかされ、責任を問われないラッキーな男。<昭和天皇みたい>

2011年3月11日、不思議なことに震災が起きるほぼ直前とも言える時間に都知事選出馬を表明した男。

陰謀論の立場から考えると、事前に知っていたのではと勘ぐりたくなる見事なタイミングですね。

<笑い話>新聞記者が石原に「都庁には週2日しか出勤してないんですか?」と質問したら、石原は怒って「週3日は来てる」と言ったそうだ。

(2)テーマ

認めていいはずがない。

都議会に諮ってもいないくせに、都の意思とほざくなんて、あなたは殿様か! ファシストか! 独裁者か!

あなたは、ベトナム戦争に従軍した際の有様からすると、戦争が好きで、しばしば戦争を始めるなどと発言しているが、本当に北朝鮮や中国と戦争したのか!

(3)◎石原の尖閣購入は無責任政治の極致だ

転載開始

 「東京が尖閣諸島を守ります」と都知事・石原慎太郎は言うが、東京都に持論の核武装でもさせるつもりか。

 石原の購入方針の背景には、失速した新党構想を再浮上させて自らが首相を目指すという飽くなき権力志向が垣間見える。

 日本が実効支配して領土問題にはなっていない尖閣問題を、あえてかき立てれば中国の思うつぼに陥ることが分かっていない。

 高齢者特有の短絡思想であり、無責任な老害をさらけ出しただけだ。地権者に売る気があるのなら、尖閣諸島は国が購入すればよいことだ。

 とにかく人間分をわきまえることが大事だが、この男はそれを知らない。

 下品にも「政府に吠え面かかせてやる」とワシントンで恥も外聞も無く吠えまくった。

 石原は1978年に尖閣諸島に灯台を建て、1977年に西村真悟が上陸した際に船上から見守ったが、かねてから尖閣問題に妄執を抱いて、これを引っかき回すことを生きがいにしてきた。

 しかし石原が尖閣を購入しようが、政府は所有者と賃貸契約関係にあり、賃貸権を解除しない限り利用権は国にある。

 上陸不許可などの措置は継続可能なのだ。

 たとえ東京都が、石原構想に本腰を入れて現地調査をしようとしても、国は上陸を許可しなければよい話でもある。

 言うまでもないが外交・安保は国の専権事項であり、東京都が尖閣諸島を防衛することは出来ない。

 ましてや都民の血税を自らの“趣味”のために使うことなど許されるわけがない。
 
 だいたい新銀行東京の破綻の責任を問わないなど、都民は「石原政治」に甘すぎる。

 さすがに都議会をクリアする必要があることには気づいていたとみえて、石原の言うがままの副知事・猪瀬直樹は「資金は寄付で調達すれば予算上の問題は生じない」とコメントしているが、分かっていない。

 ことは金銭上の問題だけではない。外交・安保に密接に絡み、一自治体による憲法違反の外交権侵害となるのだ。

 尖閣諸島に関しては、既に他国に実効支配されている竹島や北方領土とは異なり、日本の実効支配下にある。

 「尖閣諸島に領土問題は存在しない」というのが一貫した政府の外交方針であり、中国の侵略がない限り海上パトロールを続け、実効支配を継続すればよいことだ。

 石原は自らの行動が、今のところ小康状態にある尖閣問題の火をかき立て、中国を刺激して海洋進出を一段と強める可能性のあることに考えが及ばない。

 中国は石原発言を逆手にとって、一層「領土問題の存在」を俎上に載せてくる可能性がある。

 そもそも東京都が買い取り、「都民に役立つ施設」を作り、一触即発の危機に陥ったら、東京都が防衛するのか。

 尖閣問題は、石原のように大風呂敷を広げて荒唐無稽な構想を打ち出し、あえて平地に波乱をもたらすことでは解決しない。

 石原は「このまま放置しておくとあの島はどうなるか分からない。ゆゆしき問題だ」と指摘するが、疝気筋が出しゃばる問題ではないのだ。

 政府は放置してもいない。都が購入すれば尖閣問題が解決するわけではなく、もともと完結している日本の実効支配は変化しない。

 事態をこじらす“逆効果”だけが発生する。

 石原の狙いは、冒頭述べたように新党構想の再浮上だ。

 石原はなんとしてでも首相の座に座りたいのだ。

 そのためにあらゆる問題を活用して、石原待望論を沸き立たせたいのだ。

 しかし、この政局も石原の出る幕ではない。

 永田町には待望論などが巻き起こる雰囲気も素地もない。

 賞味期限切れの老政治家たちが、何とか一花咲かせようとうごめいているだけに過ぎない。

 大阪市長・橋下徹には事前に相談したとみえて、橋下だけはもろ手を挙げて賛意を示しているが、その他の知事らは総じて総スカンだ。パフォーマンスは一目瞭然なのだ。

 石原のもう一つの狙いは、政府に尖閣諸島を買い取らせるところにあるのかもしれない。

 石原は「本当は国が買い上げた方がいいが、外務省がびくびくしている」と述べているのだ。

 これについて官房長官・藤村修は「必要ならそういう発想のもとに進めることも十分ある」と発言しているが、本来政府が買い取るべき話だ。

 実効支配を担保するには、この方法がよい。

 政府は、石原に言われて動くのではなく、主体的に購入へと動くべきだ。

 核武装論を堂々と述べたり、中国に無用の敵がい心を燃やしたり、どうも石原は、弱肉強食の帝国主義時代の妄想にとらわれているとしか思えない。

 御年79歳。そろそろ老害の幕を下ろしたらどうか。 

転載終了

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