847.ジンバブエのロバート・ムガベ氏は、本当に「世界最悪の独裁者」だったのか?

↑画像 2017秋の風景22 矢島舞美
(1)ジンバブエのムガベ大統領が辞任

↑画像 両胸に自分の顔を入れたジャケットを身にまとうシャレオツなジンバブエのロバート・ムガベ氏
https://twitter.com/infocallithump/status/932646059884535808
ジンバブエのムガベ大統領が辞任した。西側マスコミはジンバブエのロバート・ムガベ氏に対して、「世界最悪の独裁者」のレッテルを貼っている。本当だろうか?
https://news.yahoo.co.jp/byline/mutsujishoji/20171115-00078191/

↑地図 ジンバブエ
(2)安倍晋三とムガベの共通点は?
ともに独裁者であるなんて書いたら、この記事のタイトルが死んでしまいますね。解答は「ともに自分がコケた事実を隠蔽しようとしたとされている」です。安倍晋三については記憶に新しいですね。
822.安倍首相のゴルフ外交が失敗した事実は何を示しているのか?
http://ab5730.blog.fc2.com/blog-entry-1082.html
826.テレビ東京だけが安倍晋三のバンカーへ転げ落ちるシーンを繰り返し放送したのはなぜか?
http://ab5730.blog.fc2.com/blog-entry-1088.html
828.アメリカのトランプ大統領が、埼玉県川越市にある「霞ヶ関カンツリー倶楽部」でゴルフをしたのはなぜか?
http://ab5730.blog.fc2.com/blog-entry-1090.html
829.アメリカのトランプ大統領が横田基地から入国したのはなぜか?
http://ab5730.blog.fc2.com/blog-entry-1091.html
安倍晋三は自分がコケた事実を隠蔽しようとしてマスコミに圧力をかけたがテレビ東京だけ圧力に屈服しなかったという説がある。その説が正しいかどうか判らないが、テレビ東京は圧力とかタブーにある程度挑戦している感じがする。2017年11月24日のテレビ東京のWBSは、創価学会タブーに挑戦した。
(3)[WBS] 信者が街を埋め尽くす!?創価学会「総本部」信濃町の実態!
http://lovely-lovely.net/business/sokanet
11月21日の安倍晋三総理、「自衛隊員に憲法違反かもしれないが何かあれば命を張ってくれというのはあまりにも無責任だ。」、今週行われた国会の代表質問で安倍総理大臣はこのように述べ、改めて憲法9条に自衛隊を明記すべきという考えを強調しました。
そこで注目されるのが連立与党を組む公明党の対応です。この公明党の最大の支持母体である創価学会にある異変が起こっていました。独占取材です。
先週土曜日の11月18日、創価学会の総本部がある東京・信濃町。駅前には創価学会の宗教施設への道順を案内する人の姿がありました。その方向に進んでみると人で溢れていました。さらに巨大な横断幕との撮影会が行われていました。
実はこの日は創価学会が最重要としている創立記念日。82周年を迎え信濃町駅前は祝賀ムードに包まれていました。土産物店には創立記念日を祝した瓦せんべいやチョコレートクッキーなど様々なお菓子がずらりと並んでいました。店内では創価学会の名誉会長、池田大作氏がオリジナルソングに合わせて踊りながら歌の指揮を取っている映像が流れていました。
創価学会が総本部と位置づける信濃町。駅周辺にはメインの宗教施設、広宣流布大誓堂をはじめ関連施設が密集しています。この日のように記念日には多くの信者が集結し信濃町を埋め尽くします。
人の波を追ってみると「記念勤行会会場」と書かれた建物に到着。中から若い女性や高齢の夫婦などが続々と出てきます。施設内では一体何をしているのか?
「施設の中では何をしてました?」と述べたテレビ東京の記者に対して、信者の方は「お経がある、勤行という。南無妙法蓮華経という題目。」と述べた。
元々は日蓮正宗の信徒団体だった創価学会。施設内では勤行や唱題と呼ばれる宗教儀式が行われていて信者がお経や題目を繰り返し唱えているといいます。
信者の方は「南無妙法蓮華経は健康になり、悩みを解決する。一人よりもみんなの声を聞きながら題目をあげている方が生命が躍動する。」と述べた。
熱心な信者を抱える創価学会。公称では信者の数は827万世帯に及びます。しかし、その創価学会が支える公明党は10月の衆議院選挙で35から29に議席を減少させました。盤石と思われた公明党の支持母体、創価学会にいま何が起こっているのか?
創立記念日の翌日の11月19日。ある施設に創価学会の信者と元信者、約60人が集結しました。そして創価学会の元職員、小平秀一さんは、「現在の原田会長を中心とする創価学会本部執行部は師匠(池田大作氏)の人間主義・絶対的平和主義の思想と精神から逸脱し自分たちがやりたいように創価学会を運営し始めているように感じる。」と述べた。
これは創価学会の現在の執行部に対する反対集会。2年前の2015年、公明党は集団的自衛権の行使を可能とする安全保障関連法に賛成しました。このように安倍政権の保守的な政策に賛成する公明党とそれを支持する原田会長などの創価学会の執行部に彼らは異議を唱えているのです。
2016年2月に創価学会の元職員の3人だけでスタート。信濃町の創価学会本部前などで定期的にデモを開催していたところ参加者は徐々に増え始め、今では全国合わせて数百人が参加するようになったといいます。
この日も約10人が新たに加わりました。信者の方は、「安保法の成立で公明党だけでなく、創価学会がおかしくなっていると確信した。こんなの絶対に変だ! 池田先生(名誉会長)が認めるはずがない! 先生は今どうされているのか・・・。」と非常に心配になった。
元信者の方は、「私は不服従。財務(創価学会への資金供給)は出さない。公明党に票は入れない。創価学会の現執行部に言われても服従しないと提唱している。先生(池田大作氏)がお姿をお隠しになったのは2010年6月の本幹部会だった。終わった後に先生はさようならとおっしゃった。いつもまたねとおっしゃるのに、なぜさよならとおっしゃったのか。それから一切表に出られていない。」と述べた。
元信者の方が先生と言ったのは池田大作名誉会長のことです。現在89歳。参加者によると2010年以来、信者の前に姿を見せていないといいます。会では創価学会や公明党が自衛隊の存在を明記する憲法9条の改正に賛成することを不安視する声も上がりました。
信者の方は「安倍政権が憲法9条の改正を虎視眈々と狙っている。本来、歯止め役にならねばならない公明党と創価学会は権力に骨抜きにされ全く当てにならない状況。」と述べた。
11月24日、公明党の井上幹事長に憲法改正について聞いてみると、「自衛隊は国民の間に定着しているし、今直ちに憲法に明記しなければ支障が起きる状況ではないと思うが、今後党内でそのことも含めてしっかり議論していけばいい。」と述べた。
改めて反対集会に出席していた人たちは、「現場の人たち(信者)が公明党の政策は正しいと洗脳されている。自分で考えることができなくなっている。」「反対集会に参加して下から変えていく力になりたい。参加者を増やして創価学会の本部を一周する人間の輪を築いていきたい。」と述べた。主催者は全国には執行部に対して不満を抱えている信者がまだまだいると強調します。
創価学会の元職員、野口裕介さんは、「現場の学会員の同士はひとりひとりで安保法反対などの声を上げていて村八分に遭ったりとか大変な中で戦っている人が多い。こういった集いで同じ心の同士がいると確かめ合って拡大していくことを今後の目的としていく。」と述べた。
この動き、公明党の山口代表はどう見ているのか? 「創価学会の会員の一部にデモや反対運動を開いている人がいる。」と述べたテレビ東京の記者に対して「私はそういう示威行動の実態を正確に把握できていないのでコメントは控えたい。」と山口代表は述べた。
創価学会の歴史については717をぜひお読み下さい。717は拍手といいねを合わせて32の高い評価を頂いています。ありがとうございます。717はこちら。
(4)ロバート・ムガベ氏の場合
ロバート・ムガベ氏は2015年1月末のAU首脳会議で議長に選出された。ロバート・ムガベ氏が独裁者で極悪で人望がない人物なら議長に選出される事はないのではないか。また、安倍晋三の様に暗愚な人物なら議長に選出される事はないのではないか。
2015年2月4日、ジンバブエのムガベ大統領(当時90歳)が、アフリカ連合(AU)首脳会議から帰国し、空港で支持者を前に演説した。演説を終えて演壇から下りようとした際に階段を踏み外し、転倒した。AP通信などが伝えた。そのシーンを撮影した一部のカメラマンは治安当局者から写真の消去を強制されたという。
http://blog.livedoor.jp/zzcj/archives/51883103.html
(5)黒人対白人
ムガベ氏が転倒した事は画像がネット上にUPされているので事実だろう。しかし転倒した画像の強制消去の話は、白人達が捏造した嘘である可能性がある。なぜなら2000年に「白人の財産を保障なしに没収すること」を認める法案をジンバブエの議会が可決し、ムガベ大統領<当時>も「黒人対白人」の構図を強調し、欧米諸国との対決姿勢を鮮明にしたからです。
(6)「世界最悪の独裁者」の誕生
これ以降ロバート・ムガベ氏は、世界の白人どもと白人どもに魂を売り渡したジンバブエ国内の売国奴の黒人らと人種を問わず白人どもに洗脳された世界中の愚民の皆様<日本人の多くはここに入ります>から「世界最悪の独裁者」と呼ばれる様になりました。
(7)民主化勢力
これ以降西側マスコミは、「世界最悪の独裁者」と呼ばれる様になったロバート・ムガベ氏に対抗する勢力を「民主化勢力」と呼ぶようになりました。リビアやイラクやシリアなどの国々のパターンとまったく同じです。
(8)カダフィーに対するレッテル貼りと同様の違和感
私は西側マスコミがリビアのカダフィーやイラクのフセインやシリアのアサドに対して、「独裁者」とレッテル貼りをする事に対して長年にわたり違和感を覚えてきました。同様にジンバブエのムガベに対して、西側マスコミが「世界最悪の独裁者」とレッテル貼りをする事に対して長年にわたり違和感を覚えてきました。
<661から転載開始>アサド(父)政権は、1971年に大統領に民主的選挙により選出され、2,000万人強の国民を飢えさせる事も無く、善政を行って来ました。
2000年には、アラブの盟主である父の後を引継ぎ、アサド氏(子)は、民主的選挙により選出され、大統領に就任しました。
アメリカやユダヤ金融資本にとって都合の悪い国は、西側マスコミから悪者扱いされます。
イラクにおいても、フセイン氏が善政を行ってきたにも関わらず、有りもしない大量破壊兵器を口実に、石油利権を狙ったロックフェラーと子分のブッシュがイラク侵攻を行い、フセイン氏に対して処刑と言う名の殺害をしました。
リビアに対して、アラブの春と銘打った一連の政変を利用して、米英仏による軍事介入を行い、サルコジ配下のフランスの特殊部隊により、善政を行ってきたカダフィー氏は殺害されてしまいました。
フセイン、カダフィー両氏亡き後は、中東でアメリカやユダヤ金融資本にとって都合の悪い国はイランとシリアのみになっています。<661から転載終了>
661.中華人民共和国は、本当に情報統制国家なのか?
http://ab5730.blog.fc2.com/blog-entry-892.html
(9)悪辣極まりない白人どもによるアフリカ大陸侵略
ヨーロッパに住んでいた白人どもは、アジア、オセアニア、アフリカ、アメリカ大陸を侵略し尽くし、悪逆非道の虐殺の限りを尽くした。そして侵略地で土地を強奪した。
(10)財産権 私有財産制
(5)に「白人の財産を保障なしに没収すること」と書いてある。白人どもが各地を侵略した際、現地の人々の貴重な財産である土地を何の保障もなしに没収したので、それを奪い返すにすぎない話なのです。
白人どもが各地を侵略した際、侵略地によっては現地の人々の間に私有財産制の概念がない場合が結構あった。それを悪用して奴らは土地を強奪した。そして自分達に都合が良い財産権の不可侵を明記した憲法を制定した。
日本国憲法にも財産権の不可侵は明記されている。何の財産もない無産者<プロレタリアート>にとっては邪魔な条文だ。無産者にとっては財産権の不可侵を廃止して真の共産主義国家を樹立した方が救われるかもしれない。
財産権の不可侵を廃止する為には日本国憲法を改正する必要がある。無産者は天皇制を打破し真の共産主義国家を樹立する為に改憲を目指そう!
(11)南ローデシア→ジンバブエ
ジンバブエはかつて南ローデシアと呼ばれ、19世紀に入植した英国系白人の子孫が支配する国でした。1960年代から、白人支配に抵抗する黒人ゲリラ組織ZANU-PF(ジンバブエ・アフリカ民族同盟・愛国戦線)が台頭。「白人支配に抵抗するゲリラ」は当時「フリーダム・ファイター(自由の戦士)」とも呼ばれ、ムガベ氏はそのリーダーでした。
内戦中、ZANU-PFは中国から軍事援助を受けていました。当時、東西冷戦を背景に、「反帝国主義」を掲げて開発途上国への進出を図っていた中国にとって、「フリーダム・ファイター」への支援は格好の宣伝材料だったといえます。西側諸国が白人政権に微温的な態度を保ったことも、これに拍車をかけました。
白人政権とZANU-PFは最終的に、英国政府の仲介のもとで1979年に和平に合意。1980年、全人種に平等な権利を認める国として、ジンバブエは改めて独立。ムガベ氏はその立役者となったのです。
独立後、ムガベ氏は経済的な必要性もあって欧米諸国との友好関係を確立。その一方で、国内的には黒人と白人の共存を模索しました。
当時のジンバブエでは、人口で1パーセントにすぎない白人入植者の子孫が耕作可能な土地の約半分を所有していました。このいびつな社会構造を解消するため、ジンバブエ政府は希望する白人地主から土地を買い上げ、黒人に配分する政策を実施。政治や社会の安定と、それに基づく経済成長は「ジンバブエの奇跡」と呼ばれ、欧米諸国から高く評価されました。
https://news.yahoo.co.jp/byline/mutsujishoji/20171115-00078191/
(12)貧しい黒人の間では今でも英雄のムガベ氏
つまりジンバブエ独立後約20年間は、ムガベ氏は白人どもに妥協していたわけですよ。
よそからやって来た白人どもは、別に現地の人々から土地を購入したわけではないのですよ。強奪したのですよ。
それなのに黒人は土地を得る為に、白人どもに金を払わなければいけないんですか! ふざけるな! という話です。
ですから2000年の白人農場主から強制的に土地を取り上げ黒人のジンバブエ人にただで分配したというのが実に正しい政策なのです。
残念な事にファスト・トラックと呼ばれるその政策が経済の破たんにつながったとされ、歴史上稀に見るハイパーインフレが起きてしまったのですが。
でも貧しい黒人の間ではムガベ氏は今でも英雄ですよ。だってただで土地を与えてくれたのですから。
ムガベ氏は反植民地闘争の英雄で、国民を人種差別的な白人権力から解放したのだから、きわめて大きな道徳的正当性を持っている!
(13)ムナンガグワ新大統領が就任
南アフリカ南部ジンバブエで現地時間の24日、40年近く実権を握っていたムガベ前大統領の辞任を受け、ムナンガグワ新大統領が就任した。
ムナンガグワ新大統領は「きょう、ジンバブエは生まれ変わる。民主主義の柱を強化し、尊重する政府になる」と述べた。
24日、首都ハラレで行われた就任式で、ムナンガグワ新大統領は、数万人の市民を前に宣誓し、破綻した国内経済の再生に努力する考えを示した。
ムナンガグワ新大統領は、辞任したムガベ前大統領の側近として強権政治を支えてきた1人で、今後、経済の立て直しや、民主化を進めることができるのか、指導力が注目される。最終更新:11/25(土) 12:20
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20171125-00000472-fnn-int
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