82.福島原発4号機の冷却不能、そろそろ逃げる必要があるのか?

↑桜咲く川の橋の上 制服姿の星井七瀬
(1)おい、福田! このタイトルは一体何だ!!!
福田、お前は昨日<2012年4月13日>のYOURブログで、「16時過ぎ、ようやく冷却が再開されました。」「取りあえず、今回のピンチは脱しましたね。」などとほざいていたじゃないか!
だから俺は、安心して寝たんだ!
ところが、寝たら嫌な胸騒ぎがするので、また、お前のブログを開いたらこの文言!
いったい、どうしたと言うんだ!
(2)頻発する福島原発周辺での地震
不思議なくらい、311後、福島原発周辺で地震が頻発してますね。
福島原発を破壊しようとする勢力による人工地震かって?
どうも違うようです。
その理由は、またの機会に譲るとして。
前回のブログで報告した通り、4月13日16時に冷却は復旧しましたが、その後、すぐに地震がありました。
そのせいでしょうか、また、福島原発4号機の冷却が不能になってしまいました。
そして、ついに冷却機能が回復していないことを、NHK・BSが、昨日<4月13日>23:50からのニュースで告げました。
その後、日付が替わり、4月14日の午前0時からのNHK総合のニュースではこの極めて重要なニュースは出ていません。
貧しい民衆は、BSを見ることができない人もいます。
NHK総合でも放送すべきです。
NHK・BSでは放送したものの、あの短さ、あの内容では深刻さは多くの視聴者に伝わらないような気がします。
(3)武田邦彦の最新コメント
転載開始
4月12日11時 プールの温度28℃
4月13日11時 プールの温度40℃
発熱量と水の量は変わっていないと考えられますので、温度の上昇は24時間で12℃のペースで進むと思います。100℃を超えると沸騰し始め、数時間から数10時間以内に燃料棒の頭部が空気中に出ると考えられます。
私は4号機の燃料は使用済み燃料で、すでに崩壊熱が運転中に対して500分の1ぐらいになっていると思いますが、あまり正確な報道がないのでご心配の方のために避難のタイミングを示します。
4月14日11時 予想されるプールの温度 52℃
4月15日11時 予想されるプールの温度 64℃
4月16日11時 76℃
4月17日11時 88℃
4月18日11時 96℃
従って、4月17日まで様子を見て、そのときの温度が90℃付近に達していたら、4号機が危ないと考えている方は逃げる準備も必要となります。
私は第一に「データと情報、考え方を提供し、個人個人が具体的にどうするかは、個人が考える」としています。私自身は4号機のプールが沸騰し初めても直ちに危険は来ないと思っています。
しかし、危険を感じている人については、データの提供をします。また、逃げるかどうか迷っている人や判断が難しい人は、「4月17日頃、再度、ブログをだして、私の見解を示します。それに注意してください」と言うことしか今はわかりません。
転載終了
私は仕事で逃げられないでしょう。
どうぞ、逃げられる方々は、命を大切になさって下さい。
人生の最後でブログを始めて、多くの皆様にアクセスして頂き幸せでした。
ありがとうございました。
(4)「福島原発4号機は危機的状況、国際的な責務果たせ」――元駐スイス大使が枝野・細野両大臣と米倉・日本経団連会長に要請
★「福島原発4号機の深刻な状況はもはや世界の重大関心事になりつつある」――。
村田光平・元駐スイス大使は4月8日、枝野幸男経済産業相、細野豪志環境・原発担当相、米倉弘昌日本経団連会長に対して、使用済み燃料プールが破損した場合に甚大な被害が予想される4号機への速やかな対応を求めた。
福島第一原発の4号機には、1535本もの使用済み燃料がプールに保管されている。このプールの構造は今回の震災で脆弱な状態にあり、次に大地震や不慮の爆発が起きたときにプールが損傷すれば、甚大な被害が予想されている。
4号機のプールから150メートルしか離れていない場所には、6375本の燃料棒がプールに保管されている。
村田氏は「いまだに毎時1億ベクレル近い放射能を出し続ける福島第一、世界を脅かす4号機問題などの本来最優先課題として対処すべきことがなされていないことがついに国際的に明確に問題にされ出した」と指摘。
「問題の本質が全世界の命運に関わるだけにこの勢いは止まらない」と警鐘を鳴らしている。
その上で、原子力委員会の専門部会の提案にもある「第三者機関」の設置を強く両大臣に求めた。
米倉会長に対しては「日本の、そして世界の命運のかかったこの問題がこのように関心を招くのは当然のことで、福島事故を抱えた日本の無関心は異常である」として、日本経団連会長としての理解と支援を求めた。(オルタナ編集部=赤坂祥彦)
(5)小出裕章:4号機燃料プールが崩壊すれば日本は"おしまい"です

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